生まれてからいろんなことがあった。
望んで生まれた環境ではないけど、
それを「ガチャ」と言って、
拒み、
それを恨むのもよし。
それを受け入れ、
前に進むエネルギーに変えるのもよし。
出会いがあった。
別れもあった。
喜びもあった。
もちろん悲しみもあった。
悔しさもあっし、
不安もあった。
そして、感謝もあった。
しかし、自分はひとりぼっちじゃない。
私たちには、
無数のあたたかい、
救いの手が差し伸べられている。
その手を握るのは、
甘えではないし、
むしろ手を握り、
繋がりを感じることができないと、
私たちは生きている意味を見出すことができない。
たった一人でもいい、
私たちは、
人との繋がりと信頼の循環を感じられないと、
自分の存在価値を見出せず、
生きている意味さえわからなくなる。
未来は、
過去の延長線上にあるものではない。
だから、過去を恨んでも仕方ない。
だけど、
過去の無数の経験は、
あなたの中に生きていて、
未来を生きるエネルギーに変えることができる。
不安で寂しくて、
辛くてどうしようもなくても、
少し心に余裕があるときに、
考えてみる。
本当はどうしたいんだろう?
価値がなく、
生きる意味も見出せないけど、
本当はどうしたいんだろう?
自分の本音を探ってみる。
本音とは、本心から出た言葉…。
本音から動く時、
物事は最もスムーズに進み、
最も大きな効果を生む。
そこに邪心がなく、
そこに迷いがないからだ。
エネルギーが強く流れるので、
自ずと状況も人の心も動かされていく。
本当はどうしたいんだろう?
本音からの欲求はあらゆる営みのエネルギー、
人生を切り拓く力の源だ。
社会一般常識に縛られて、
他人の期待に応えるために、
「頑張らなきゃ」
「頑張らなければならない」ではなく、
自分の本音からの、
「頑張りたい」という想いは、
エネルギーの質が違う。
外側からの恐怖や、
強制力ではなく、
自分の内側から、
燃えているのだ。
外発的動機ではなく、
内発的動機なのだ。
永遠のエネルギーは、
内側から育まれるのだ。
そして、
そのエネルギーは、
波紋のように広がるのだ。
ひとたび本音に気づき、
自分の内側からエネルギーが育まれれば、
力みも焦りも義務感も消え、
ありのまま、
自分らしく、
その行動はどこまでも続いていく…。
信じられないけど、本当だよ。