先日、ある会社の責任者の方と打ち合わせをさせていただきました。

 

お話しをさせていただく中で、

「所詮、我々はサラリーマンで、

組織の決定に従わなければならない…」、

という発言がありました。

 

もちろん、当たり前のことなんですが、

同行している部下の前では、

もう少し違う言い方をした方がいいのでは?

と、私は思った…。

 

例えば、

「組織の方針を実現することが私たちの仕事…」

という感じ。

 

前者は、なんか諦めている感じ、

自己決定感、

自分の仕事にプライドが感じられないというか、

主体性がない。

 

会社の責任者に主体性のない会社では、

部下に主体性が育まれるとは思えないのです。

 

だから、外部の会社との打ち合わせの中では、

主体性を発揮した発言や行動が必要だと思うのです。

 

部下は、上司の言動と行動を見ている。

恐ろしいくらいに見ている。

上司の言動と行動が部下を育成している。

ひいては会社の組織風土を創っている。

 

結局、組織は人なんだと思う。

 

そんなことを感じた場面だった。