私たちは、変化を嫌う。
慣れた環境、
いつもの状態を守ろうとする。
私たちは慣れてしまうので、
いつもの状態が自分に苦しい環境でも、
その苦しい環境を維持してしまう。
しかし、人生はお構いなしに予想外の出来事を運んでくる。
私たちを否応なしに動かそうとする。
このいつもの状態を守ろうとする力と、
否応なしに動かそうとする力のせめぎ合い。
このせめぎ合いの葛藤こそが人生。
葛藤を乗り越える力が、
自分の価値観・信念であり、
あり方。
私たちは生きている。
気づかないかもしれないけれど、
変化をして、生きている。
私たちを取り巻く世界、社会もまた生きている。
むしろ世界、社会のほうが先に変化している。
私たちは全体の一部。
だから、
変化こそ生命。
変化こそ安定。
変化の中、
その流れの中で、
生きる力が循環し、みなぎってくる。