生きる中で、
理由はわからないけど、
(本当は言語化できないだけで、わかっているんだけどね…)
不都合な現実というもの出くわすことがある。
その時に私たちは、
苦しい感情から自分を守ろうと、
感情に蓋をする。
悲しみ、怒り、悔しさ、惨めさ… 。
自分の感情に蓋をする際に、
思い込みという、
自分の中のルールのようなものができる。
そのルールは、
自分はこれ以上傷つきたくないという思いから、
創り出される。
本来は、
感情に蓋をせずに、
しっかり味わうことで、
より豊かな人生を歩むことができるものである。
私は、そう信じている。
本来、感情に良い、悪いはなく、
全部私たちの人生にとって必要なものなのである。
だから、
どんなに自分の感情に蓋をするという、
マイルールで人生を歩んだとしても、
未消化の感情は、時を経て、ふとしたきっかけで甦る。
揺り戻しが必ずくる。
これは、必ずくる。
来た時にさらに感情に蓋をすると、
心を失ってしまう。
蓋をするのではなく、消化する。
しっかり味わう。
ありのままに、 静かに受け入れ、味わえば、
未消化の感情はついに消化され、
心の揺り戻しから解放される。
それは、未消化の感情が、
消化というより、
昇華され、
問題であったものが、
問題ではなくなるという状態。
問題解決ではなく、
問題そのものが消えてなくなる。
それが、
心の揺り戻しから解放されるということ…。