私たちは誰を一番に考えて行動しているのか…。

自分が一番大切だと思っている人、家族や友人、恋人が一番大切だと思っている人。

いろいろあるけど、同じ価値観を持った人との信頼関係の中で、他者を第一に考えることが重要だと思う。

人は1人で生きて行くことはできません。
お互いに長所を伸ばし合い協力することによって、
私たちは生きて行く。

そのために大切なことが信頼関係を構築することであり、他者のことを思いやること。

「信頼感」によって人は他者に貢献する。

私たちの生存はコミュニティを形成形成する能力にかかっています。
コミュニティとは共通の価値観や信念を共有する人々の集まりを指します。

同じ価値観や信念を共有する人々に囲まれていると素晴らしいことが起こります。

信頼が生まれるのです。
信頼とは人間特有の感情であるということです。

信頼とは、やると言ったことをすべてやるかどうかのチェックリストではないのです。

やると言ったことをすべてやるのは、信頼ではなく、その人が頼りになるというだけのことです。

私たちが生きていくためには、信頼が必要です。同じ価値観や信念を共有する人に囲まれていると信頼が生まれ、お互いに信頼しあう関係が生まれます。

そこではよりリスクを取ろう、まずはやってみようとする姿勢が生まれます。まだ誰も成し遂げていないことまでやってみようという探求心が生まれます。

そこには失敗しても自分の後ろには自分の仲間たちがいる、信頼し合う仲間がいる、彼らがサポートしてくれるという自信があるのです。

失敗したら助けてくれる、傷ついたらその傷を癒してくれる、つまり私たちの生存は周囲の信頼し合う仲間にかかっているのです。

私たちは何でも自分だけで上手くやることはできません。

私たちは集団になると、素晴らしい力を発揮します。その理由は、人にはそれぞれ長所と短所があるからです。

ゴールは弱点を克服することではありません。

ゴールは長所を伸ばし、自分ができないことができる仲間と力を合わせること。それは、スキルや経験だけではなくお互いが何を信じているかに基づきます。

単に何か自分が不得意なことが得意な人に囲まれているというだけでは、そこに信頼関係が生まれるとは言えません。信頼の感情とは、同じ価値観や信念を共有することから生まれます。

私たちの生存は周囲の信頼し合う仲間にかかっている。だから、嘘をついて信頼してもらおうとすることはしてはいけない。

私たちは直感で、自分と同じ価値観や信念を抱く人を見つけ出すのです。なぜなら、私たちの生存がかかっているから。

本来の自分とは異なる価値観・信念、つまり嘘をつくと、それに基づきそれに引き寄せられる人々が周囲に集まってきますが、そうして集まってきた人々と信頼関係を築くことはできません。

自分に自信がない人は、相手に気に入られようとして、相手の信頼を得ようとして、本来の自分とは異なること、嘘をつくのです。

つまり、相手から気に入ってもらえるように、相手が喜びそうなことをとを推測し、それを言うのです。

自分が信じることを発言し、自分が信じるままに行動すれば、それに共感する人々が周囲に集まってきます。

信頼を得ることができるのです。

そういう人としか、私たちが生存するためのコミュニティは形成できないのです。

嘘をついたり、少しでも嘘っぽいなと思われれば、信頼してもらえなくなります。

言動に一貫性がない、これはつまり信念にひたむきであるか、嘘をついているかのどちらかです。

人に「どういう私であればいいでしょうか?」と聞くことが「信頼」に繋がることはないのです。

「信頼」を得る人は考えるのです。

自分自身に問うのです。

「本当は、私は、どうしたいのだろう?」と…。