業績をあげて、
「仕事ができる」
と言われる経営者の方とお話をさせていただくことがあるのですが、
うまくいっている人ほど、
自分の感情のある部分に、蓋をしている。
そのように感じることがあります。

ある人は、幼少期の親との関係。
自分の思い通りにさせてもらえず、
でも、反骨心で「なにくそ!」という気持ちで前に進んできた。

はたから見たら、ハツラツとしていて元気。
行動力も実行力もある。
自分にも他人にも、仕事にも厳しく、
正論で押し切るタイプだったり、
その反面笑顔を絶やさず優しく、
優しさゆえに怒れなかったり、
とても複雑。

これまで、成功体験や達成感あり、
素晴らしい成果を出してきたけれども、
心の底からの充足感や幸せは、得られないまま、
何か足りない、何かが、うまくいっていないことにも気づいている。

私は、コーチングをさせていただく際、
すべての課題について、
「あり方」を軸にするので、
場合によっては、
自分の感情において蓋をしている部分、
カウンセリング領域を扱うこともあります。

このような人たちが、
心と感情の大掃除をして、
すっきりとした気持ちになり、
自分の心の真ん中からの想いで仕事に取り組むようになると、
本当に輝きを増すのです。

命の輝きが増すとでも言うのでしょうか…。

そのような人を一人でも多く見てみたい。

あり方で命を輝かせて生きる。

笑顔で心穏やかに生きる。

一日一生、一日一笑。