「余白のない暮らし」
・目先のことばかり気になる
・いろいろなものに目移りする
・表面的にしか考えられない

「余白のある暮らし」
・ひとつのことに深く取り組める
・目移りしない
・じっくりと思考できる

「一日一笑、一日一生」
「笑いは免疫力を高める」と言われ、笑顔で生きることは、いろんな意味で素晴らしい。
自分の顔を鏡でじっくり見てみよう。
鏡の中の自分はどんな顔をしているだろうか。
あまりに度を過ぎた責任や重圧は、あなたから笑顔や希望を奪ってはいないだろうか。(人生は絶望の場面でも、希望があれば前に進む元気と勇気が湧いてくるのだ。)
自然な笑顔で毎日を送ることこそが、自分が自分でいられる生き方だと思う。笑顔で心穏やかに生きるだけで、私たちはこの世に存在する価値がある。

「余白の時間を持つことを習慣とする」
厚生労働省の調査によれば、日本人の自殺者、そして心の病に罹る患者数は、ここ数年高い水準で推移している。情報過多の今日、さらに生産性と効率が求められ、世の中はめまぐるしく変化し、私たちに立ち止まる隙を与えてくれない。

目の前をさまざまな情報や刺激が通りすぎるなか、時間をやりくりしながら、生きるために働くのではなく、働くために生きている。
それにより、精神的なゆとりが奪われ、ふとした時に心にぽっかりと穴が開くことがある。

自分はしっかりしているつもりで、頑張り続けていても、気がつけば心を病んでいたということがあるのだ。(いやほとんどこのパターンだろう。従順で、心に余白なく頑張りすぎるからこそ、心にブレーキがかかるのだ。)

しかし、これからの人生に目を向けたとき、果たしてそれでいいのかと言えば誰もが「ノー」と言うのではないだろうか。目先のことにとらわれて、あくせく生きる毎日を一旦脇に置き、余白を持とう。好きなものを長い時間をかけて慈しむ。ひとつのものごとを深く突き詰める。

頭をからっぽにして自然の音に耳を傾ける…。このようなゆったりとした余白の時間を持つ、生産性と効率とかけ離れたところに私たちの人生があるのだ。

そして余白の時間を持つことを習慣とする。一日わずか10分でもいい。余白の時間を持つことを習慣とする。

習慣は、やがて大きな力を帯びて、あなたの内面に人生の本質を浮かび上がらせる…。

余白の時間の持ち方はさまざま。
筋トレ、サウナ、ジョギング、はたまた、毎朝鉄棒にぶら下がってもいい。
何でもいい。
頭をからっぽにして自然の音に耳を傾けることができるならなおいい。
大切なのは、習慣とすること…。
毎日でなくてもいい。
自分のペースでいい。