なぜだろう?
仕事ができる人が、
すごい人!
優秀な人!
という考え方がある。
仕事って、その人のすごさや、
優秀さを認めさせるものではないと思う。
仕事ができる人が、
会社で指導する立場になったら、
職場が崩壊することがよくある。
その本質は、
仕事を自分の優秀さを証明するための手段として利用しているから。
利用される側の気持ちなどお構いなしだ。
なぜ、優秀さを証明しなければならないか?
それは安心感が欲しいのかもしれない。
安らぎが欲しいのだ。
しかしどんなに仕事を極めても、
自分のあり方が確立されていないと、
心は安らがない。笑顔も出ない。
仕事を極めて、
他人からの承認で得られる心の安心感は、
海水で喉の渇きを癒すように、
さらに喉が渇くのだ。
そもそも仕事は、
自分の承認欲求を満たすための手段ではなく、
社会に貢献するものだと、私は思っている。
まずは、自分のあり方を決める。
自分の価値観・信念を自分の心にしっかりと刻む。
他人からみて、大したことでなくてもいい。
人と比較する必要は全くない。
自分と同じ人生を歩んだ人はいないのだから、
価値観・信念はそれぞれ。
みんな違って、みんないい。
笑顔で心穏やかに生きるためには、
まずは、自分のあり方を決める。
そうでないと、
自分で自分の人生にOK!出せない。
自分で自分の人生にOK!が出せないから、
他人からの承認を得ることで、
自分の人生にOK!を出そうとしているのだ。
自分で自分の人生にOK!を出せばいい、そのために自分のあり方を決める。