コーチングをしていると、
とても優秀な人と出会う。
仕事ができる人だな~。
と感じる。
でも、なぜか楽しさを感じない。
仕事はできるけど、
楽しんでないのだ。
どちらかと言えば、
自己犠牲を重ね、
どや顔で自己アピールをしている。
そんな時、聞いてみる。
ねえ、気づいてます?
あなたは、とても優しい人なんですよね。
素直で優しすぎるから自己犠牲を重ねるんですよね。
最初は、「そんなこと無いですよ!」と反射的に答えますが、
本来、素直で優しすぎる人だから、
認めるのです。
「確かに…」
「自己犠牲を重ねている…」
この瞬間から、
人は変化しはじめる。
と、私は思う。
人が苦しいのは、
自分の才能をまっすぐに使ってないときである。
自分の才能で誰かを喜ばせていないときである。
このことに気づいた人は、
不思議と輝き出すのである。
輝き出す人は笑顔になり、
ワクワクした感情を抱く。
特別なことはひとつもない。
全部、自分の中にあったのだ。
答えは自分の中にあったのだ。
自己犠牲を重ね、
どや顔で自己アピールをする必要なんてないよ。
だって、笑顔で心穏やかに生きるだけで、
私たちには価値があるから。
ありのままで生きるだけで私たちには価値がある。
価値がある人が、
自己犠牲を重ね、
どや顔で自己アピールを重ねる必要はないのだ。
ライオンが、
「俺は、百獣の王だ!」
と、どや顔はしない。
ライオンは、
ありのままに、
昼寝をして、
お腹が減ったら狩りをしているだけ。
ありのままに生きているだけなんです。
「百獣の王」という称号は、
人間がつけただけ…。
俺は、「百獣の王になる!」と言うライオンはいない。