襤褸(らんる)、
時折、この言葉を思い出すのです。
襤褸とはボロ布のこと。
ぼろを着ていても心が錦であればそれで良い。
無理に着飾ったり見栄を張る必要はない。
ぼろ布で過ごしなさいと言っているわけではありません。
心が美しい人は、何を着ていても落ち着いている。
ということです。
着飾っていても、心の内側の醜さは隠せるものではありません。
もちろん、心が美しい人が着飾れば、より一層美しいです。
そういう意味合いを持って、良寛さんが伝えた言葉です。
夢や目標は、エゴと紙一重だったりもします。
エゴがあるから成長できる。
それはそうなのですが、エゴばかり追いかけると、目的を見失ってしまいます。
バランスって、本当に難しい。
花は、「誰よりもキレイに咲かなきゃ!」などと思いません。
太陽は、「暖めてあげよう!」と思って照らしているのではありません。
自分の持っている能力を自分の役割を果たしているだけ。
エゴをもって生きているのは、人間だけ…。
コギト‐エルゴ‐スム
(cogito, ergo sum) 「私は考える、ゆえに私は存在する」
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