強さとは、
卓越した力。
卓越した知識。
何か相手を凌ぐもの。
ではないように思う。
これは、他人と自分を比較した上の強さである。
相手よりも力がないから、力をつける。
知識がないから、知識をつける。
これは弱さの裏返しであり、
本物の強さではないように思う。
状況によって揺るがないものが、
本物の強さなのでは…。
人間が一番目を向けたくないものは、
自分自身の弱さである。
自分自身の強さをひけらかす人間はいても、
弱さをひけらかす人はいない。
自分自身の奥底にある弱さに目を向けられる人は強い。
なぜなら、その奥深くの弱さに対して、
対応するための手段を探すことができるから。
自分の強さをひけらかすことは、
自分自身の弱い心の部分に目を向けないということ。
だから、強さを売りにしている人は、「自分は弱い」と認める事はできない。
自分の本当に弱い部分を知らずして、
その弱さに対する手段、対応策が打てるはずがない。
自分の弱さに目を向ければ、良い対応策は必ずある。
もしかしたら、その弱さは自分の個性なのかもしれない。
そういう可能性もある。
「自分の弱さ」に対する対応策があれば、その人は強い。
そして、「自分自身の弱さ」に目を向けられる人は、
「他人の中の弱さの存在」をも認める事が出来る。
本物の強さを持った人は、「自分自身の弱さ」に目を向けられる人。
だから「他人の弱さ」に対して、本物のやさしさが出せる。
やさしさがあるから、本物の強さを持った人は言う。
「私ができることは、私がするから、
私ができないことであなたができることがあるなら、
あなたがして。」と…。
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