『今日はありがとうございます。
勇気って奮い立たせるものではなく、湧き出てくるものだと思いました。』
コーチングの感想としていただいたメッセージです。
逆境において、ポジティブ思考をもとに奮い立たせるもの、それが勇気。
一般的にはそのように考えられているかもしれない。
実際私も、昔、勇気とは、乾いた雑巾を絞るようにして出すものだと思っていました。
それが、かっこいいと思っていました。
(なんで、かっこいいことと思い込んでいたのかは、
今になって思えば謎だ。)
でも、今はそれは違うように思っています。
勇気って、根性出して絞り出すものではない。
勇気って、私たちの内側から、いつも湧き出ているもの。
だけど、辛いことや嫌なことが続き、
勇気がくじけて、
こんな思いをするくらいなら、
もう勇気を出すのをやめようと思い、
自ら、湧き出る勇気に蓋をしてしまうことだと思う。
長い間、湧き出る勇気に蓋をしてしまうからこそ、
勇気を出すには、相当な覚悟が必要となり、
根性出して絞り出さないと勇気が出ないと思い込んでいるのだ。
でも、それは違う。
湧き出る勇気を止めている蓋を少しずらすだけでいいのだ。
勇気は常に私たちの内側から湧き出ているから、
少し蓋をずらすだけで、
染み出してくるのだ。
感動する映画やスポーツを見て、
「勇気をもらいました!」とコメントしているのは、
映画やスポーツを見ることで、
感動して、湧き出る勇気の蓋が少しずれたからだ。
でも、その感動も束の間、
すぐに蓋は元の位置に戻るのだ。
勇気は常に湧き出ている。
それを信じるのか、信じないのかは自分次第。
私は、信じている。
勇気は、淀みなく私たちの内側から湧き出ていることを…。
そうでないと、
『今日はありがとうございます。
勇気って奮い立たせるものではなく、湧き出てくるものだと思いました。』
というような感想をいただくことはないのだ。
もし、あなたの中によどみなく続く情熱があるなら、
それを大切にして欲しい。
それは、やがて勇気として湧き出てくるから。
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