私たちは、
自分の意志で生まれてきたわけではない。
当然のことながら、
生まれてきた環境、
育てられてきた環境、
それを選ぶことはできない。
しかし、その環境、
それを出発点として生きていくことになる。
だから、その出発点を大切にしないといけない。
人には思考や行動の癖があり、
それらの多くは、これまでの人生、
つまり出発点での体験や経験を通して身に付けたもので、
とりわけ親との関わりによって身に付いてきています。
その、身に付いたものは、価値観・信念と言い換えることができます。
これらの価値観・信念により、危機管理が芽生え、
最悪を免れるという良い側面もあります。
その反面、自分の価値観・信念に執着しすぎて、
本当に大切なことを手に入れられない、
手に入れているものを失うという悪い側面もあります。
だから、
出発点を忘れてはいけない。
すべては、そこからはじまっているから…。
何にもないところから
いきなり、自分の価値観・信念が芽生えるわけでも、
自分の人生がはじまるわけではないから…。
出発点を忘れてはいけない、
出発点に感謝の気持ちを持ち、
そこに誇りを持つ。
「そういうことができない!」
と、いう人もいるだろう。
でも、どんなことがあろうとも、
出発点を変えることはできないので、
そこを肯定的に捉えない限り、
自分の人生を肯定的に捉えることができなくなる。
自分の人生を肯定的に捉えることができないのなら、
笑顔で心穏やかに生きることはできない。
人生で大切なことは、
非常にシンプル。
出発点を忘れずに、
それを肯定的に捉えるだけ…。
出発点が明確でないと目的地までのルートも決まらないから。
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