ある、アスリートからのメッセージを受けて、
目標設定について思考を巡らせてみました。
メッセージは、以下
来期の目標設定が来週の練習の時間にあるみたいですけど、
わざわざ自分の考えをダメ出しされるようなところで、
そのダメ出しがなくなれば目標設定OKみたいな感じが、
自分はそれがどうしても素直に受け止められないというか、
他人思考になってしまうというか、あまり好きではありません。
以上
このメッセージが何故か、私の心にひっかかり、
ひっかかる理由を考えてみました。
●そもそも…
説教をする人、ダメ出しをする人は、「あなたのためだよ」とよく言います。
しかし、残念ながら説教をしている人、ダメ出しをしている「本人の安心感のため」だと
思うわけです。
●そして…
人間は、脳の構造上、互いの共通点を見つけることで効率よく動こうとします。
自分の考えを脇におき、相手の考えとの共通点を無意識にも見つけようとしている。
つまり、相手に合わせてしまう。
結果として、私たちが他人軸で生きようとすることを後押しする。
●さらに…
私たちの発する言葉は、頭の中で相手に嫌われないように思考を重ねた後で発するもの。
だから、人間は正直になれない。
これも、他人軸で生きるということを後押しする。
ダメ出しが前提の目標設定とは、
このような要素が複雑に絡み合うので、
自分の望む目標設定ができない。
だから、心にひっかかるんだろうな~。
(会社の目標設定面接は、ダメ出しが前提だから、
理論的には正しくても、やる気が出ないのはこのせいだと思う。)
それじゃ、どうしたらいいのよ…
「こうしたらいいですよ!」
という答えはありませんが、
ヒントはあると思うわけです。
●まず…
私たちは、話を聞いてもらっている方が、聞いてもらっていないより、前向きに行動できる。
(傾聴:K)
●そして…
私たちは、自分の感情や考えなどを他者に伝える『自己開示』によって心が解放される。
(共感:K)
●さらに…
私たちは、自分自身の信念や選択肢などについて話し、受け入れてもらうことで心が強くなる。
(受容:J)
この3つの要素が、傾聴・共感・受容(KKJ)
目標設定には必要なんだと思うわけです。
とにかく自分の言葉で自分のことを話すこと。
なぜなら、
私たちの脳は、話すスピードの100倍とか200倍のスピードで回転しているので、
話さないと、自分が何を考えているのか、自分でもよくつかめないのです。
つまり、話してみて初めて、自分が何を考えていたのかに気がつくのです。
メッセージをくれたアスリートに、
「未来の話(目標設定)を聞かせてください。」とメッセージすると、
「未来のお話楽しみです。」と返信がありました。
答えは自分の中に、
そして、
未来は対話の中にある。
