たとえば恋人同士の2人に「あなたにとって大切なのは?」と質問すると、

 

おそらく、彼らはその相手だと答えるでしょう。

 

もう少し踏み込むなら、相手というよりも「この二人の関係」が大切なのではないでしょうか。

 

つまり、そこに築かれた「関係」に価値をおいているということです。

 

「関係」そのものに、自分達で創ったもの、

 

創り上げたものという価値をおいているわけです。

 

「関係を創る」という行為がある一方で、

 

「関係を探る」という行為があります。

 

人と関わるときに、相手の出身地や、学校、会社、趣味、知人、など

 

自分との「関係」の糸を探っていくという行為です。

 

そこでは、相手の中の、自分に対する「関係」は既に存在しており、

 

後はそれを壊さないようにすることしかできません。

 

そこから2人の関係を発展させるとか、その関係を問い直すことなど起こりえません。

 

つまり「関係を探る」という立場にいる限り、

 

1度決定された関係については、その枠からなかなか抜け出すことができなくなるのです。

 

そこでは人との関係を、どちらが上か下か、どちらが優れているか劣っているか、

 

損か得かなど、二極化してどちらかの立場にたつことで維持しています。

 

関係こそ価値。

 

「関係」そのものに、自分達で創ったもの、

 

創り上げたものという価値をおく。

 

これが、笑顔で心穏やかに生きるために必要な要素のひとつ。