より良く生きるためには、思想が大切であると思う。

いくらお金があっても、いくらたくさんのものに囲まれていても幸せを感じることはできない。

と、思うわけで、

お金やものに満たされるのは悪いことではないのだが、思想がなければ、お金やものに自分の人生が支配されてしまう。

何のために生きているのか…

お金を稼ぐためなのか?

ものに囲まれるためなのか?

私たちが亡くなるときに持っていけるのは、

「自分の人生、まんざらじゃなかった、いや、満足な人生だった!」という思いだけ。

そう、考えると、

他人と繋がり、自分の生きる使命を見出すことはとても大切。

別に使命など見つけなくてもいいけど、

毎日、「笑顔で心穏やかに生きる」だけでいい。

 

こういうことを考えながら、

改めて、アドラー心理学の本を読み直してみると、

自分の生きる道について参考になる思想がちりばめられていると思う。

 

また、アドラー心理学の思想は、相手の思いを引き出すコーチングとも非常に親和性が高いと思うわけです。

 

というわけで、

アドラー心理学の名言としていくつかご紹介させていただきます。

 

※印の赤文字は、私の勝手な解説です。

 

 

「よくできたね」と褒めるのではない。「ありがとう、助かったよ。」と感謝を伝えるのだ。感謝される喜びを体験すれば、自ら進んで貢献を繰り返す。

 

※これは、本当なんですよ。感謝を伝えること。これが、相手の自発性を引き出す鍵なんです。

 

 

苦しみから抜け出す方法は、ただ一つ。他者を喜ばすことだ。自分に何ができるかを考え、それを実行すればよい。

 

※苦しんでいる人は、自分のことだけに囚われていることが多い。囚われるという字は人という文字が口で囲まれている状態。

 

叱られたり、褒められたりして育った人は、叱られたり、褒められたりしないと行動しなくなる。そして、評価してくれない相手を敵だと思うようになる。

 

※これもよくあることで、特に会社に勤めていて、人事評価が行われるときに相手を敵だと思うことが多いと思う。

 

人の心理は物理学とは違う。問題を指摘しても、勇気を奪うだけだ。解決方法と可能性に集中すべきだ。

 

※人の心は機械のように修理することはできないのである。

 

健全な人は、相手を変えようとせず、自分が変わる。不健全な人は、相手を操作し、変えようとする。

 

※相手を操作しようとするときにコーチングスキルを使う人がいるが、操作することなんかできないと私は思っている。

 

他人のことに関心を持たない人は、苦難の道を歩むことになり、他人に対しても大きな迷惑をかける。人間のあらゆる失敗は、そういう人たちが起こす。

 

※全くその通りで、相手に関心を示さない限り、相手からの信頼は得られない。

 

判断に迷ったら、より多くの人間に貢献できる方法を選べばよい。自分よりも仲間たち。仲間たちよりも社会全体。この判断基準で大きく間違えることはない。

 

※会社において、社員が経営に参画するよりよい戦略はこの判断基準が適用されていると思う。

 

「仕事で失敗しませんでした。」働かなかったからです。「人間関係で失敗しませんでした。」人と関わらなかったからです。完璧な人生ではあるが最悪な人生である。

 

※人と繋がってこそ、私たちの人生はより良いものになる。

 

あなたが悩んでいる問題は本当にあなたの問題だろうか?その問題を放置した場合に本当に困るのは誰なのだろうか?

 

※自分の課題に集中するのだ。他人の課題に集中しても、誰も自分の人生を生きてはくれないから。

 

子どもにとっては家族が世界のすべてなのだ。親に愛されなければ、死ぬしかない。だから子どもは全力で親に愛されようとする。その時の命がけの戦略がそのまま性格形成に繋がっていく。

 

※この命がけの戦略こそが、自分の才能であり、価値観・信念であるのだ。この才能と価値観・信念で他者に貢献するのだ。

 

幸せの三要素は、①自分が好きかどうか、②良い人間関係を持っているかどうか、そして、③人や社会に貢献しているかどうか。

 

※自分が好き、他人が信頼でき、他者貢献できる。これを常に意識する。

 

子どもは感情でしか相手を支配できない。大人になってからも感情を使って人を動かそうとするのは、幼稚であるからである。

 

※会社によくいますね、感情で人を支配する人が…。そういう人は意外とベテランさんが多い。

 

重要なことは、人が何を持って生まれてきたかではなく、与えられたものをどう使いこなすかである。

 

※そう、自分が持っていないものにフォーカスをするのではなく、今、手にしているものを使いこなすのだ。

 

どうしたらみんなを喜ばすことができるかを毎日考えるようにすれば、憂鬱な気持ちなど吹き飛んでしまう。反対に自分のことばかり考えていたら、どんどん不幸になっていきます。

 

※会社や組織に適応できない人は、今よりも少し他者のことを考えてみるといい…。

 

勇気とは、困難に立ち向かう活力のことだ。勇気のない人は、困難に出会うと人生の闇に落ちてしまう。

 

※酒におぼれる人は、勇気がくじかれているのかもしれない。

 

自分だけでなく、仲間の利益を大切にすること。受け取るよりも、多くを相手に与えること。これが、幸福になる道。

 

※多くの人が、他人から奪い取ることを考えている。しかし、幸せのポイントは、与えること…。

 

他人からの賞賛や感謝など求める必要はない。自分は世の中に貢献しているという自己満足で十分である。

 

※自分を信じる、自己満足が何より大切なのである。

 

人は過去に縛られているわけではない。あなたが描く未来があなたを規定しているのだ。過去の原因は「解説」になっても「解決」にはならない。

 

※その通りで、過去をどんなに分析しても、現在の問題を解決することはできない。

 

「期待」するのではなく、「信頼」するのだ。「信頼」とは、裏付けも担保もなく、相手を信じること。裏切られる可能性があっても相手を信じるのである。

 

※信頼するけど、期待しない。これが他者との関係性で大切なポイント。

 

できない自分を責めている限り、永遠に幸せにはなれないだろう。今の自分を認める勇気を持つ者だけが、本当に強い人間になれる。

 

※本当、自分を責めてもなんの問題解決にならない。

 

「やる気がなくなった」のではなく、「やる気をなくす」という決断を自分でしただけだ。「変われない」のではなく、「変わらない」という決断を自分でしただけである。

 

※会社でよくあるのが、「あいつがいるから、やる気がでない!」ということですが、簡単に言うと、自分でやる気を放棄しているだけですから。