ナイル川は氾濫することで、乾燥した大地の塩分を洗い流し、川の土が入ることで栄養分が運ばれ、大地も柔らかくなり、新しい農作物が作りやすくなった。
それを繰り返すことで世界4大文明のひとつ、エジプト文明(ナイル川流域)は発展した。
文明の発展の陰には、川が氾濫することで、破壊と創造を繰り返していた営みがあったのではないだろうか?
破壊と創造。
コーチングにおいて、なぜクライアントが飛躍的に成長するのか?
この陰には、クライアントの価値観・信念の破壊と創造がある。
同じことを繰り返していながら、違う結果を求めることはできない。
同じことをしていては、同じことしか起きない。
クライアント自身が、自分が望む次のステージに行くために、
今までの価値観・信念を卒業し、新たな、価値観・信念を手に入れる。
これを、破壊と創造と言ってもいいのだが、
一歩間違うと、洗脳になる恐れもある。
でも、意外とそのようなことは、私たちのまわりに起きているのかもしれない。
確かに、新しいものを創造するためには、破壊は必要な時もある。
私たちの価値観・信念は、10歳くらいでおおよそ固まると言われている。
それを破壊するというのは、少し、寂しい。
やっぱり卒業という言葉の方がいいかもしれない。
今まで自分を支えてくれた、価値観・信念をもとに、ここまでこれた。
そして、さらにその先、自分の望む未来に行くためには、
今までの価値観・信念を乗り越える。
うん、うん、やっぱり卒業の方がしっくりくる。
洗脳とまで言わないが、組織風土や文化に染まり、一時的に自分の価値観・信念が否定され、無理をして組織風土や文化に染まっている人がいる。
頑張るけど、成果や結果が出ない。
本来の自分の価値観・信念が無意識にNOを出しているのだ。
そのような人は、破壊と創造でもなく、卒業でもなく、
復帰かな?
取り戻すというのかな?
いずれにしろ、多様性のこの時代、
価値観・信念を明確にすることが何より大切。
価値観・信念は私たちがこの世に存在するための
メールアドレスのようなものだ。
明確な人ほど、その人にとって必要な情報が届く。