仕事、スポーツ、習い事、

 

どんなことでもいいんだけど、

 

みんな教え方が違うんだよね。

 

教える側は、自分の教えやすい方法、

 

自分の過去の成功体験をもとに教えるわけであって、

 

教わる側からすれば迷惑な話。

 

仕事で言えば、

 

A先輩から教えてもらったことと、

 

B係長から教えてもらったことが違う。

 

「そのやり方誰に教えてもらったの?」

 

と、B係長が言うから、「A先輩です。」と答えると、

 

「ちっ、あいつか!」、

 

A先輩とB係長の微妙なパワーバランスで変な空気になる。

 

教わる側からすれば、はなはだ迷惑な話である。

 

でも、このような話は、会社組織やスポーツ、習い事の世界では「あるある」の話で、教える側のスキルが圧倒的に足りないから生じるのである。

 

と、私は思っている。

 

思っているというか、みんな知らないのである。

 

大人の学びは、

 

もともと相手が持っている知識が変容する学び方、

 

TRANSFORMING(変容)であることを。

 

●大人の学びの特徴

・すでにさまざまな知識・経験・価値観を持っている

・自分の価値観にそぐわない知識、意味を感じない知識は受け入れにくい

・受け入れる場合もそれまでの知識に付け足したり一部を交換する形をとる

・まったく新しい知識が形成されるのではなく、もともとの知識が変容する学び方をする

 

だから、相手が知っていることをベースにそれを付け加えることを意識しないといけないのである。

 

そして、

 

●大人相手の教育をするコツ

・相手を尊重した関わりをする(対等、安心・安全の関係)

・相手の経験を活用する

・相手が欲しい情報を伝える(まずは話を聞く)

・相手が知らない情報を伝えるときは許可を得る(特に行動を提案したりする場合)

 

つまり、あいてが既に経験している内容に無理なくプラスできるような提案や話し方をしないと受け入れられないのです。

 

 

それなのに、

 

子どもに何かを教えるように、

 

あたかも、空っぽの箱の中に知識を入れていくような教え方をするから、教わる側は、困惑するのである。

 

相手が素直で言われたことをなんでもすぐに受けいれるタイプであれば、もう困惑度MAXになり、そもそもできていたことすらできなくなる。

 

スポーツで言えば、いわゆるスランプである。

 

監督やコーチがあれこれ、その場の雰囲気やそれぞれの感情であれこれ言うから、選手は困惑度MAXになり、できることもできなくなる。

 

大人の学びは、

 

もともと相手が持っている知識が変容する学び方、

 

TRANSFORMING(変容)。

 

これを忘れてはいけない。

 

忘れる前に、これを覚えていて欲しい。

 

その前に、相手を尊重した関わりをする、対等、安心・安全の関係を作って欲しい。

 

教える側が経験したことは、既に陳腐化していて、今から未来を創る側からすれば、すでに賞味期限が切れている可能性があることを忘れないで欲しい。

 

このブログを読んで、心がざわっとした人がいるのならば、

 

あなたは、教える相手を子ども扱いしている、相手を尊重していない人である可能性が高い。