人間の意識は本当に不思議なもので、

 

意識したものが目に付く。

 

「新しい車が欲しいな。」と意識すると

 

やたらと、自分が欲しい車が街中にあふれているように見える。

 

仕事で、部下の行動を見ていて、「あいつは、本当に気がきくな~。」と意識していると

 

部下の良いところ、「気がきく」部分だけが目に付く。

 

あまりに目に付くので、部下に「いつも良い仕事をしているね。」と声をかけると

 

部下もうれしくなって、さらに仕事を頑張るようになる。

 

反対に、「あいつは、いつも仕事が遅いんだよな~。」と意識していると

 

部下の悪いところ、「仕事が遅いところ」ばかりが目に付く。

 

あまりに目に付くので、部下に「どうしてお前は、いつも仕事が遅いんだ!」

 

「昨日もそうだった、月末処理もそうだった。電話対応も遅いし・・・。」

 

という具合に目に付いたことを列挙して言ってしまう。

 

言われた部下はどう思うだろうか?

 

「あ~、俺は本当に良い上司と仕事をしているな~。俺のことを成長させるためにこんなにたくさん俺のダメな部分を指摘してくれる。本当にありがたい。」

 

こんなことを思う部下はいない。

 

反対に、上司に対して「お前だってダメなところがあるじゃないか!さっきだって自分のことばかり優先して、お客さんの対応は後回しだったじゃないか!」

 

と、上司のダメな部分を意識するようになる。

 

意識すると、はい、目に付くのです。

 

人間には、良いところもあれば、悪いところもあるわけで、

 

私たちがどちらを意識するだけで状況は大きく変わるのです。

 

これは、自分自身に対しても同じで、

 

「自分はダメだな・・・。」と思うと、本当にダメな部分ばかりが記憶に残るのです。

 

反対に何の根拠がなくても、「自分はまだまだやれる、まだ、可能性はある。」と思うと、

 

今、自分ができていることが記憶に残り、本当に可能性が開いていくのです。

 

どんなに、最悪な事態においても、必ず例外はあります。

 

最悪な事態を意識するのか、

 

例外を意識するのか。

 

最悪な事態の中の例外は、未来への扉です。

 

あなたは、今日、何を意識しますか?