「理解すること」と「できる」ことの間には溝がある。

 

だから、物事を理解してもそれができることとは違う。

 

仕事を部下に教える時、「わかったか!じゃあ、やってみろ!」

 

「はいっ!」と部下が答えて

 

できないのは、その溝を埋めてやることができていない証拠である。

 

一方、「自分自身」と「仕事の役割」の間には溝を作らないといけない。

 

仕事の役割上、与えられた権威や権力を自分自身の力だと勘違いしてはいけない。

 

役割の持つ権威や権力は、本来自分自身の特性ではないのである。

 

にも関わらず、あまりにも役割と一体化してしまうと、自分がそうなのだと誤解してしまう可能性があります。

 

どんな役割であっても、その役割と自分との間に「溝」を作り、どのように役割を発揮すればよいのかを考える。 

 

同時に、自分自身のことも考える必要があります。

 

自分自身にはどのような特性があって、どのような時に自分らしさを発揮できるのか?

 

そう考えることで、会社から与えられた役割を機能的に果たすことができるようになり、結果として、ハイパフォーマンス(成果)を実現することができます。

 

よくあるパターンは、人事異動で役職者が平社員になったときの仕事への向き合い方である。

 

自分自身と役割の間にきちんと「溝」を作っていた人はすぐに仕事に順応できる。

 

一方そうでない人は、いつまでたっても以前の役割を引きずろうとする。

 

会社勤めをしていると、このような光景を目の当たりにすることがあると思う。

 

両者の行動のまわりに与える影響は大きい。

 

特に後者の行動は、まわりから見るとみじめに映る。

 

 

「理解できること」と「できる」ことの間の溝は埋める。

 

そして、「自分自身」と「仕事の役割」の間には溝を作る。

 

これが、自分自身とまわりの人が幸せになる基本。