コーチングをしていると気づくことがある。

未来の扉が開く瞬間、人は口元がゆるむ。

未来のありたい姿が自分を呼んでいるのが見えるのだ。

しかも、それを実現するための道筋は、たいしたことではない。

今まで当たり前と思って見向きもしなかったことが、実は重要なポイントだったりする。

つまりである、

未来への道筋は、全く新しいことをするのではない。

新たな技術を身につけたり、新たな資格を取得することではない。

今まで当たり前だと思っていることに、新たに意味づけをすることにある。

ゆえに、答えは自分の中にある、そして、未来は対話の中にある。

未来への道筋が見え、ワクワクすることで、心身が一致する。

その結果口元がゆるむ。(私は、コーチングスマイルと勝手に名づけている。)

口元がゆるむ代りに口がとんがる人がいる。

それは、恐らく、論理で自分の未来を描こうとしているのではないか?と私は推察している。

論理で、未来を描こうとすると必ず、損得感情が働く。

だから心身が一致しない。

ゆえに体に力が入る。口がとんがる。

なんて思いながら相手を観察(キャリブレーション)する。

私は見逃さない。

未来の扉が開く、コーチングスマイルの瞬間を…。