コミュニケーションの基本は「問いかけて、聞く」こと。
だけど、会社組織において、これがなかなかできない。
なぜなのか?
もし、部下の答えが、上司の思い通りのものであれば「聞く」ことができるでしょう。
「よし、よし。こいつは、俺の思っていることを代弁している。」安心、安心と思うのである。
ところが、部下から思い通りの答えが返ってこない時、上司は即座に、部下の言葉を、否定し、指示し、やり方を教えることになります。
それが、上司の仕事だからです。
・否定する ・指示する ・教える
それはつまり、上司としての役割あるいは武器なのです。武器を持っていたらそれを使いたくなるのが人情というものです。
「問いかけて、聞く」という行為は、一時的とはいえ、上司としての役割、武器を放棄することになるのです。ゆえに、上司は部下の話を「聞く」ことができていないのです。
コミュニケーションの基本は「問いかけて、聞く」こと。
このことを上司も部下も理解しているのにこれが実践できない理由はここにあるのです。
しかし、自分の考えと同じ部下の話だけを聞いていると、自分のまわりに「YESマン」を配置することになる。「YESマン」だらけの会社組織は、コミュニケーションが不足し、活力を失う。
ここに気づかないといけない。
活力を失う前に勇気を持って実践したい。
コミュニケーションの基本。
「問いかけて、聞く」ことを…。