仕事は、月末、年度末で成果を確認する。

このように期間で見ると、そこに残業時間や残業コストを全部投入しているわけです。

つまり、時間やコストはいくらでも投入していいから、積み上げた成果はどれだけかとみているのです。

だから「今日一日どれくらい働いたのか?」「どれくらい成果を出したのか?」という感覚を無視する傾向になる。

これは、仕事を成果で測定する成果主義ではなく、体力根性主義といわざるを得ません。

つまり、成果が出ていなくても、毎日長時間労働ができる、体力のある人が高い評価を受けることになっているのです。

体力と根性がある人がマネジメントを行なうから、マネジメントは部下を知らず知らずに追い込んでいっているのです。

いわゆるブラック企業と言われる本質はここにあるのではないか?

本当に能力のある人ではなく、"体力命"の人が偉くなっていく。

この評価制度を変えることで正しい人が評価され、長時間労働をする人は減っていくはずです。

日本人は高度経済成長期に「長時間労働で勝ち抜いてきた」という意識がある。

低い賃金と長時間労働が勝ち抜いてきた本質だ。時間当たりの労働生産性を無視してきたのだ。

これは、今のグローバリゼーションの中で「さらに長時間労働をしなければ他の国に負けてしまう」となる。

しかしその長時間労働が成果につながっているのか?

そろそろ、仕事の本質を見直す時期にきていると思う。