仕事がうまくいかなかったとき、「何で失敗したんだ?」と質問する場合と「どうすればうまくいったと思う?」と質問する場合では相手に与える影響は大きく変わります。

「何で失敗したんだ?」
失敗した理由に焦点があたる ⇒ 暗いイメージが見えたり、否定的な言葉が浮かんだりして、暗い気持ちを感じやすくなる

「どうすればうまくいったと思う?」
うまくするために必要なことに焦点があたる ⇒ 肯定的なイメージが浮かび、前向きな気持ちになりやすく、立ち直るきっかけを得やすくなる

例えば、営業において、お客様からクレームを頂いた際…

A 「何でお前は、あんな対応をしたんだ?お前は、いつも気が利かない!これで3回目だろ!お前のやり方は間違っている!しっかりしてくれよ!」

B 「今回、お客様にご迷惑をおかけしたけど、お客様の満足のためにどうしたらよかったと思う? いろいろやり方があると思うけど、自分らしくできる方法を考えてみて!」

どうでしょう、どちらが行動に変化がおきやすいでしょうか?しかし、残念なことに、圧倒的にAの質問が多いのです。

さらにAの質問には余計なことまで含まれています。それは…

・相手を否定する
・相手を責める
・正しさを主張する

この3点が含まれると相手から言い訳や反発しか引き出だせません。相手が心のシャッターを閉ざしてしまいます。こうなると、いかなるコミュニケーションも成立しなくなるのです。

少しもどかしいかもしれませんが、相手の状態を変化させたいなら、質問の仕方を変えてみませんか?