仕事をすすめる上で気をつけないといけないことがある。

伝えたことと相手が理解したことは違うということである。

特に、指示・命令の仕事スタイルの中では特に注意しないといけない。

4月になると、新年度がはじまる。会社の中では会議などで新しい方針を伝える会議が開催されます。

会議で方針を伝える上司は「方針だから、仕事だから、役割として伝えたから・・・。」

「よし、伝えたからこれで私の役割は終わり。あ~よかった。あとは部下が結果を出すだけ。」

なんて思っている人がいるかもしれない。しかし、このような場合、伝えたつもりになることが多いのではないか?

なぜなら、伝える側は伝える気が満々。

しかし、部下の理解した内容は伝えた上司の意図の半分にも満たない。

半分ならまだいい。1割くらいしか伝わっていないかもしれない。

だから、誰も質問しないし、新たな行動も起こさない。

質問しない以前に、質問すら受け付けない場合もある。

伝えたけど、行動変化が起きない場合は、部下の状況を観察する必要がある。

そもそも部下が話を聞く態勢になっているのか?

話を聞く態勢は、話を理解をする上で非常に重要な要因である。

今日から4月。

何か新しいことを伝える予定のある方はぜひ気をつけて欲しい。

『伝わったことが伝えたことである!』