生活習慣病とはよく言ったもので…
毎日の生活習慣によってもたらされる病気。
習慣だから、本人は無意識。
病院の先生から、いろんなアドバイスをいただく。
アドバイスをいただいた時は「そうですね。」と理解する。
しかし、診察室を出た瞬間に忘れてしまう。いつもの生活習慣にもどる。習慣だから仕方ない。
習慣を打破できるのは、新たな習慣を身につけるしかない。
最初は小さく、そしてそれをコツコツ毎日続ける。
1週間、なんの運動をしなかった人が、1週間のうち1時間運動をする時間を作ると体に良い変化が起きてくる。1週間のうち1時間なんてたった0.5%なのだ。
この0.5%の行動を起こすのに必要なのは、100のアドバイスより1つの気づき。
例えば、体重が5キロ増えた人がある日、米袋を持って「おいおい、これだけの重さが私の体のどこについたの!」「大丈夫、私?大丈夫じゃないよね。」と気づいた瞬間に行動が始まる。
人生もそう。
「私の人生このままでいいの?いいわけないよね。」と気づいた人が新たな行動を開始する。
まわりの人が「お前もっとしっかりしろよ。このままでいいのか?」とアドバイスしても全く効果はない。
自分で自分に問いかけが起こることではじめて気づきとなる。
コーチングがなぜ機能するのかといえば、自分とのコミュニケーションを促進させるからだと私は思う。自分の努力で気づきを発見する手助けをすることがコーチングだと思う。
そして、気づきは新たな行動、習慣のスタートライン。
本当に小さな行動でかまわない。0.5%の行動変化でかまわない。
この積み重ねが習慣となり、あらゆるものが刷新されていく。
そう、人生は習慣によって創られているから。