コーチングをしていて気をつけないといけないのは、相手がコーチに依存しないようにすること。
相手が本当に困っていて、コーチが自分の経験で相手に具体的なアドバイスをすることはいい。
その際も、相手の主体性を大事にしたい。
①相手が、何か問題を抱えた時に、自分のありたい未来に向かって自分で解決しようと思えること。
②自分の価値観・信念にもとづき、自分で決断しようと思うこと。
この2点を意識したい。
相手がコーチに依存するとこの2点は全く機能しなくなる。
そして、相手は、自分は人生の主人公という視点を見失う。
こうなると、コーチングはコーチの自己満足の世界となるし、コーチの力量以上の人生は描けなくなる。
仕事場における、社長と秘書のようにいつも一緒にいるわけではないので、自分の足で立ち、自分の人生を切り拓くというスタンスが非常に重要。
コーチと相手は対等であるし、コーチは相手の最大の応援者でありたい。