担担麺や 天秤 名古屋新栄店 (名古屋市中区) 【動画付き】 | ヘルシーとジャンキーの間 Libaston Programs

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これが本式

最近、自分で作った辛めの麺類に飽き足らず、外でちょっと辛いものを食べて来ました。
本場・成都 (四川省の省都) の担々麺だそうです。

担担麺 5辛 800円 (追い飯・杏仁豆腐付き)

2つの基本メニューのうち、スタンダードな方の 担担麺 にしました。
辛さは3辛 (小辣) ・5辛・7辛 (多辣) のうち、初めてなので中間の5辛。
追い飯と杏仁豆腐付きです。
こちらでは店名も含めて、表記は全て担々麺ではなく 担担麺
発音は “ダンダンメン” らしいです。


普段見る普通の担々麺とは見映えが違いますね。
本場の担々麺は汁なしで、タレで食べるものだというのは知っていたのですが、これも浅めで広口の丼に盛り付けられた麺が、少なめの茶色いタレに浸かっている感じです。
ただ、汁なしというほどには汁が無い訳ではないですね。
まあ、食べ終わってみたら汁じゃぶじゃぶだった汁なしラーメンというのも結構ありがちですが (笑)

具材は味付け挽肉と薄茶色の豆、白髪ネギ、カイワレ、後は細かい唐辛子粉と胡麻、ナッツの破片の様なもの。


追い飯はセルフサービスで麺を食べた後に自分でよそいに行きますが、もう一つのおまけの杏仁豆腐は最初から付いて来ます。


こちらが担担麺の麺。
黄色っぽい中太縮れ麺です。
全体を掻き混ぜてみると、最初からタレに浸かっていた部分はもう既にタレの色にかなり染まっています。


これが豆。
カリカリッと良い歯ざわりで香ばしく、懐かしい様な良い味わいです。
あまりに美味しかったので店の人に聞いてみると、胡麻油を使って煎った大豆だそうで、家でも作れると言われました。
これは今度、是非やってみよう。


博多ラーメンみたいに麺だけ食べ終えた後の汁。
辣油に染まって真っ赤 (笑)
店先に掲げられた説明書きによると、スープのベースは愛知県産の鶏ガラと豚骨から取ったダシだそうです。
辣油、花椒、四川唐辛子、胡麻油、醤油などの強烈キャラの陰で、しっかりとした旨味を支えています。


〆の追い飯 IN 。
店内の炊飯器から自分でよそいます。
汁に浸る程度の量が適量との事。
汁を吸ってふっくらしたご飯が美味しいです。
麦飯が少し混ぜられている気がしました。
ここで卓上の辣油と花椒も IN 。
辛さに関しては、まだまだ7辛でもイケそうです。


デザートの杏仁豆腐もツルッといただいて完食。
こめかみ辺りからちょっと汗が滴り落ちましたが、スッキリとした〆でした。


店舗外観

名古屋市中区新栄の、広小路葵交差点近く。
交差点に面した 中華そば 桜 と、その並びのダイアモンドホールというライブハウスが入ったビルの中間ぐらいにあります
桜からは3軒目。


入ってすぐ右に券売機があります。


メニューは2種類のみ。
もう一つは 新担担麺 です。
成都の五つ星ホテルのレシピをベースにして作られたメニューで、日本で食べられている担々麺に近い味だそうです。
こちらの辛さレベルは、0.5辛 (微辣) 、2辛 (小辣) 、4辛、6辛 (多辣) 。
因みに0.5辛は辣油抜きで、辛さが苦手な人やお子様向け。
それでも0辛じゃないんだ ⁉︎

席はL字型カウンターのみの12席。


カウンターの棚の上に自家製辣油とミル付きの花椒の瓶が置いてありますが、使い過ぎには注意。
辣油は「ひぃ〜」、花椒は「あわわ」ってなるそうです (笑)


セルフの追い飯。
しゃもじをスープに付けてしまわない様に気を付けましょう。
写真の上の方に貼ってあるポップで知ったのですが、本店が三重県の四日市にあるみたいです。

実はかなり前に、歴史を刻め 新栄 の開店待ちの時間潰しで周辺を歩き回っていた時に工事中のこの店を見つけ、それ以来、開店を心待ちにしていました。
今回も歴史を刻めに行こうとして、こちらがやっと営業しているのを発見し、ついつい浮気してしまった次第です。

という訳で、初入店にもかかわらず動画を撮ってみました。
麺に辣油たっぷりのタレがベットリと絡む様子をご堪能ください。
BGMはオリジナルです。





如何でしたか?

今度は新担担麺の7辛でも食べてみようかと思ってるんですが。



担担麺や 天秤 名古屋新栄店


【住所】名古屋市中区新栄 2-1-4


【営業時間】11:00〜14:00 ・ 17:30〜21:00


【定休日】日曜・祝日



では、今回はこの辺で。

また次回もよろしくお願い致します。
 
 
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