期待する人＝期待に応えようとする人

期待する人　=　期待に応えようとする人

期待に関する記事は、今までにも書いたことがありますが、私たちは様々なシーンで無意識のうちに誰かや何かに期待しています。

あまりに無意識すぎて、なかなか気づけないかもしれないですが、かなりの確率で毎瞬期待していると思います。

私はＮＨＫの朝ドラの「まれ」を見ているのですが、何かのときに「まれ」をネットで検索して視聴者の感想やレビューを見たのですが、そこは期待を裏切られた人たちの憤りの宝庫でした。

それだけ期待していたんだね。

それだけ楽しみにしていたんだね。

結局は、そういうことなんですけどね。

テレビ番組や映画、本など物や媒体への期待、芸能人への期待、上司や友人、家族への期待、お天気にも植物にも…以前私も花が思ったように咲いてくれなかったことを記事にしたこともありました。

本当に、色んなことに常に期待しつづけているのです。

そして往往にしてその期待は裏切られます。

それが宇宙の摂理ですからね。

期待に反した出来事にがっかりし、何かツイてないな感がつきまといます。

ひどくなると諦め感や「こんなにしてあげたのに…」という怒りになります。

また期待する人は、コインの裏と表のように逆の思い込みも握っています。

相手の期待に応えなければ！という思い込みです。

これも苦しいです。

自分以上の者にならなければいけないので、自然体ではなくなります。

知らない間に身体は凝り固まり、気負いすぎて本来の力が出せません。

そして期待に応えられなかったときの自己否定は並大抵ではありません。

人間失格くらいの勢いです。

期待に応えられない自分にがっかりし、何もかも投げ出したい気分になり、これも高じれば無気力へと姿を変えていくでしょう。

これらのエネルギーは表裏一体の一枚のコインなので、どちらかが取れると、もう片方もなくなります。

期待するのをやめるか

期待に応えようとするのをやめるか

どちらか出来そうな方を意識的に気を付けてみるといいかもしれません。

「期待感」を「気体」にして、風船に詰めて空に飛ばしてみるなんてどうですか？

そんなイメージワークでも大丈夫ですよ

著作者:Free Download Web

期待という物差しを手放すと、この画像のように晴れやかな清々しい感覚

本当に自分がやりたいこと、自由な表現ができるようになります。

それは、同時に周囲の人にとっても調和であり喜びになります。

念のため「期待に応えようとするのをやめる」というのは、頑張らないとか力を入れないという意味ではなく、変な力みを取って周りの評価如何から自由になるということです。

常にやってくる自分や他者への期待と、それが叶わなかったときの悲しみ、怒り。

小さなものから大きなものまで。

そこから自由になっていきましょう！

この大空にはばたいていきましょう！！

【一緒にやろう♪】

明日１５日の午後９時は、是非一緒に無私の愛を世界に広げてみてくださいね。

私はあなた。

あなたは私。

世界を区切るものは本当は何もないということを体感していきましょう。

最後にＴＳＰハイアーコースを修了されたＮさんのご感想をシェアしたいと思います。

先日はハイアーコース最後のセッション（とりあえず、一回目の・・・）ありがとうございました。

本当によく雨にも風にも雪にも地震にも負けずに、本当によく頑張ったなあ、と感慨に浸っています。
ここまでのサポート、ありがとうございました。

そうです。あの頃の私はすべてに戦っていました。
戦いに勝つことで強くなる、それが真実、と勘違いしていました。

私へのメッセージでもある“不安・恐怖”に対しても「こんなことを怖がってどうする」「これが怖いなんてありえない」と、ただただひたすら「打ち勝つ」「打ち克つ」ことを目指していました。
なのに、ちっとも満たされない。ふとした時に感じる空虚感。もっともな話です。せっかく浮かび上がってきた癒されたい“不安・恐怖”がそれは「罪悪」である、「あってはならない感情である」と排斥され抑圧されたのだから。
自分に認められずに、行き場を無くした数々の分身たちがずっとざわざわしていた。

そこに気づかず、その空虚感を埋めようとますます戦う、その繰り返しだったようにも思います。

すこしずつその勘違いは薄れ、今となっては一体何をあんなに恐れていたのか・・・ありがたいことによく分からなくなっています。

「今回の大洪水を韓国人が大喜びしている」をいう記事をネットで見ました。初めは「酷い！」と怒りましたが・・・

「出来事なんてどうでもいい」そこに何を観ているのか。にシフトすると自分の中の「仕返し魂」「ざまみろみそづけ魂」を見つけました。
「あの時、あいつがああ言った」「あの時のこと、許せない」です。
ああ、そうか。自分の中のちっぽけな（つもりの）些細な（つもりの）この感情・感覚が・・・

空にたくさんの黒雲が浮いているとイメージしてください。
「自分に害を及ぼすものへの怒り」という雲や、「深い悲しみ」の雲、他にも人が感じるあらゆる感情や想念の雲があります。
私が、害を及ぼすものへの怒りを感じ浸ると、それは自分だけに留まらずその雲に力を与えていることになります。
たとえ対外的に怒りをぶつけていなくても、それらの感情と同化し、とらわれているだけで、その雲にエネルギーを送っていることになるのです。

そして、その雲は世界中の同じ要素を持っている人に影響を与えます。
同じような感情を持つ人が、その雲に強く同調した結果、事件と云われることが起こります。
世の中で起こる事件が自分には関係がないと思うのは、エゴの身勝手な思い込みなのです。

そうか。こういうことか（勝手に引用させていただきました）。

ひたすら、癒していこう、統合し続けよう。
なんだ。世界平和は手っ取り早いじゃないか。簡単じゃないか。全て、内にある。

仕返し隊、得し隊、ひがみ隊。そんな自分に気づき、認め、浮かぶ感覚を感じきる。
どうしても「やっつけ隊」時は、その“相手”ではなく一体相手の何に反応しているか、観ていく。

それを続けていきます。

これからもよろしくお願いします。
本当にありがとうございました。

Ｎさん、ＴＳＰコースに続いて、ハイアーコースもありがとうございました。

地震が怖くて東京になかなか来れなかったＮさんが、コース最後の日、調布で震度５弱の地震があったにもかかわらず、恐れなく遠方から東京にいらっしゃいました。

様々なことを浄化し、そのたびに気付きに変え、根強く持っていた様々な恐れが昇華されていきました。

セッションとセッションのインターバルに取り組んでいただく実践レポートも、毎回５枚くらいぎっしり気付きを書かれ、常に向き合ってこられましたね。

Ｎさんの身近で起こる不調和は、次第に小さな出来事になっていきましたが、どんなことも自分で創っているということがかなり腑に落ちているので、どこからでも自己変容、意識拡大につなげることができました。

まだまだＮさんと語り合いたい気分です。