絶対的な意味付けは、どこにもない！

どんなことにも、もともとの絶対的な固定化された意味はありません。

その現象を見て、何かを感じているのは私たちの内側です。

その現象自体には、意味はないのです。

よく個人セッションでもお話するのですが、例えばレストランではしゃいでいる子供が居たとします。

それを見て、感じる感覚は十人十色だということです。

「うるさいんな、こんなところではしゃぐなんて」と思う人。

子供にではなく「親が注意をしないとは何事だ！」と思う人。

微笑ましく感じる人。

あるいは、自分の子供が病気で入院している人だったら、涙ぐむかもしれません。

つまり、「はしゃいでいる子供」自体には絶対的な意味づけなどないのです。

また「はしゃぐ子供」という表現も人によっては「騒いでいる子供」となります。

そしてあなたが与えた意味づけを、そのまま体験することになります。

まずは、「これだけは、絶対！」というものは、何もない、ということに気づくことが大切です。

それはどんなことにも、どんなものにもです。

私はいつもお店などの駐車場の交通整理をしたり、掃除をしている年配の人を見て、心を痛めていました。

「おじいちゃん」と呼びたくなるような年配の人が、夏の暑い日も冬の寒い日も戸外で立ちっぱなしで交通整備や掃除をしている姿は、誰が見ても心が痛む、と勝手に決めつけていました。

本来なら、とっくに隠居して自宅でゆっくりすごしていてもいい年代なのに、どうしてあんなしんどい仕事をやり続けないといけないのか？

きっと体もしんどいだろうに。いつもそう思っていました。

ぐるぐるにそのことを話すと、「そうかなぁ、俺は心があったかくなるけどなぁ」と言うのです！

「どうして？？？」と思いました。あり得ない？！と思いました。

「老成した人が、ああやって働いてくれて自分たちが恩恵にあずかっているんだなぁ、と思うとあったかくなる。それに逆にああやって動いているほうが元気でやりがいがあるはずだ」と言ったのです。

これほどまでに感覚が違うのか、と思いました。

きっとぐるぐるの宇宙ではそうなのです。

私の中の何か傷んだ記憶が、そういう人たちを可哀想な存在として固定化していたのです。

今は浄化したので、何とも感じません。

ただ、その存在が素晴らしい。ありがたい、という感覚だけです。

バシャールは言っています。 （←YOU TUBEに飛びます。音が出ます！）

「創造主から与えられる最大のギフトは…、人生には何の意味もない、ということです！」と。

どんな状況もどんな環境にも、そこにはもともとの意味はない。

意味を与えているのは、私たちの内側。

そして、それを体験することになるのです。

機嫌が悪い人が目の前にいます。

「人前でそんな態度を現すなんて、なんて大人げない！」

「この人、機嫌悪そうだから近づかないでおこう。なにかとばっちり受けたら嫌だから」

「もしかしたら、私がこの人を機嫌悪くさせたのかもしれない、何も思い当たらないけど、私が悪いのかもしれない」

中には、その人が機嫌悪そうにすら見えない、という人もいます。

ただ、「機嫌悪いんだ」と思うだけの人もいます。

機嫌が悪い人を見て、自分まで機嫌悪くなる人もいます。

意味づけは、あなたの中から出ています。

では、今日も個人セッションのご感想のシェアリングをしたいと思います。

定期的にクリアリング・セッションを受けてくださっているＳさんからです。

よっつさん、こんばんは。Ｓです。
今日もありがとうございました。

今日のセッションでも自分にとって大きな気付きを得ることができました。

まず、外側に原因を求めていたんだな。ということが改めて分かりました。
もともと自分の中になければ、その発想自体がわいてこないってことですね。
自分が嫌だなと感じることについては、私がそのように意味付けをしているだけなんですね。
今迄自分のものではないと思っていたものが、実は自分のものだったということをつきつけられたようなショックとともに、「あ。そっか。そういうことか。」と素直に受け入れている自分がいました。

影がなければ光は存在しない(その逆も）ということも、言葉として頭で理解していたことが、
今日、自分の身に置き換えて理解することができた気がします。

そして、セッションの中で高校時代の私が出てきて、よっつさんに「その時のＳさんを手離すのは怖いかもしれないけど…。」というような言葉をかけていただいたときに、すごくやさしさを感じて癒されていくのを感じました。

高校のときの私を思い返すと、初めは石みたいでした(笑)
このことで親をうらんだりしたこともありました。

またその後は強制されたとしてもそれを選んだのは私だったと気付き、
今度は親をうらむのではなくやっぱり自分が悪かったというかたちでの整理はついていました。

でも、それは本当の意味でつらかった時の私を癒してあげられていなかったんですね。

でもその経験があったから、浄化できるように湧きあがってくることができたということを知り、高校時代の経験は私にとって「本当によかったんだ。」と心から感じることができました。

自分では受け入れがたいものを感じたときには、
そうなるだけの背景があったんだから仕方ないと、自分を許してあげていきたいと思います。
本当にありがとうございました。

今度は生でよっつさんにお会いできるんですね。
私もとても楽しみです（＾－＾）
私はとても緊張しいなので、おかしな対応をしてしまうかもしれませんが、気にしないでください…。
ではでは、２２日と次回のセッションもよろしくお願い致します！！

更に、その後にいただいたメールです↓

ここ数日のことですが、「すべては、自分だった。」このことに向き合うための状況が今つくられています。
というか、これも自分がつくっているんですよね。
今はまだ、「そうは思っても・・・。」って思ってしまうのですが、ここを丁寧に丁寧に見ていきたいと思います。
どうにもならないと思っていたことも、自分でしかどうにかできない(自分でどうにでもできる)ということが分かったので、無意味にじたばたすることがなくなりました。
ただ、自分と向き合うという覚悟は必要なんですね。

あと、わたしは心がきれいでいたいとか純粋でいたいとかいう気持ちがとても強いらしく、
そこにあてはまらないと自分が判断したものには、ずっと蓋をしてきました。
「私はちがう。私はちがう。私はそんな感情は持っていない。」って。
でも、しっかり存在していました。そして今回はそれが自然に受け入れられました。

イチロー選手が「闇の時期がなければ、光は見えない」みたいなことを数年前のインタビューの時に言っていたことも思い出しました。
私が今思っていることとは違う種類のことですが、影があるから、光が存在できるという捉え方を今回のセッションで得ることができ、自分が本当に救われた気持ちになりました。

今日の、ブログの記事もすごく伝わってくるものがありました。
私は、放射能のことについてはあまり恐れを感じないのですが、
関東を離れたり、海外にまで移住した人もいると聞いたことがあるので、
やっぱり人それぞれ反応するポイントがちがうんですね。
そして、それすらも・・・自分の内面を投影しているんですね。本当にすごいことです。

そして、私もよっつさんたちが関東にいらしたら、是非対面で、TRUE　SELF　PROGRAMを
受けたいと思っていますので、是非始めるときは知らせてください！

ではでは、緊張しててもOKと書いてくださってあったので、
緊張を隠さずお会いしたいと思います（＾－＾）

ではでは、お会いできるのを楽しみにしています！！

私からＳさんに送ったメールです↓

Ｓさん、こんばんは。

多くの方たちと接させてもらって感じることは、本当に「これだけは！」という絶対的な尺度というものは存在しないということです。
Ｓさんのように放射能に恐れを感じない人もいれば、とても恐がっている人もいる。

それぞれのバイブレーションですね。

みんな自分が神様で、好きなように自分独自の宇宙を創り上げています。
今までそのことをわざと忘れたフリして生きてきましたが、これからは違います。
本当に時代が変わったんだな～と実感します。
もう恐れにコントロールされる生き方とは、おさらばです！

どうしてＳさんは純粋でいたいのか？
心がきれいでいたいのか？
そこをちょっと考えてみてください。
色んなことがまた出てくると思います。

そして、どういう状態を純粋と呼ぶのか。
心がきれいだと表現するのか。
ここもポイントですね。

では、次回も楽しみにしています。
その前に渋谷ですね。
もう来週だなんてびっくりです！
私も東京というだけで、いつもより緊張しています。
よろしくです！

Ｓさんの高校時代のように、無理から納得させ、見えない蓋を頑丈にかぶせてもう平気なふりをしている人はとても多いです。

でもその蓋も、もう外れる時が来ています。

そういう時代の流れがあるからです。