君は覚えているかい?
もう耐えられない、と部屋の隅にうずくまり、泣いていたあの日のことを。
僕は君の背中をずっとなでていたんだよ。
君にとってはとても苦しいことだったね。
でも生まれる前に君がそれにチャレンジする、と決めたときのことを僕は覚えているよ。
君の強さが僕には誇らしかったんだ。
今、僕は君にとっては見えない存在だけれど、いつも君に寄り添い見守っているんだよ。
だから、、、
君はどんなときだって独りじゃない。
だって僕がずっといっしょにいるじゃないか。
孤独に震え、不安におしつぶされそう夜は僕のことを思い出してほしい。
でもね、分かってほしいこともあるんだ。
僕は君を見守ることしかできない。
届くか届かないか分からないメッセージを君に囁き続けることしかできないんだ。
ふと開いた雑誌の頁に、ふと耳にした音楽に、たまたま話した人との会話に、
そして君の心にふと浮かんだ感覚に、僕はメッセージを散りばめているよ。
君は覚えているかい?
痛みから立ち上がり、もう一度笑うことができたあの日のことを。
僕はそっと君を抱きしめたんだよ。
君が笑っていると僕は嬉しい。
君と共にいて良かったと思うのは、こういう時さ。
ただありのままに愛すればいいんだよ、かけがえのない君自身のことを。
君が君のことを愛せるようになるとね、
君の輝きは何層にも増し、まわりの人にも愛を送れるようになるんだよ。
本当の君は、そのことを知っているはずさ。
愛しているよ、愛している。
だって君と僕とは同じ魂の故郷の住人。
たくさんの時を共に生きてきたんだ。
今回は僕が君の“守護天使”ってだけさ。
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Your Happy My Happy!!
From. Yottsu