夏期講習6年編 | 勠 時々ヲタ日記

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保護猫「勠(りく)」との日常記録と
原神のオフラインイベント参加の記録と
島田晴香さん、NGT48清司麗菜さん。山内鈴蘭さん、横山由依さん、を中心に、劇場や握手等に行った記録ブログです。

夏期講習開始しましたね。
体調管理は保護者様にしかできません。
また、勉強のスケジュール管理も必要になることがあります。

自分の勤務している塾は校舎により±1時間くらいの差はあるものの。
6年は
9時〜21時半まで、校舎から出ることはできません。
保護者様がお昼と夕方にお弁当を届けるか、校舎に来る前に買ってくることになります。
これが良いとはいいませんが、
うちのような場合は、保護者様にしていただくのは、体調管理と、お弁当を届けていただくことだけです。

しかし、
多くの塾は、授業以外に自習まで管理をすることはあまりないです。
なので、家庭学習のスケジュール管理が保護者様の役目になります。
スケジュールを組むときに注意するのは「ダラダラ勉強」にならないこと。
時間でしっかり区切ることです。
「○ページまで」とか「今日の授業の宿題」みたいな問題ベースで計画を立てるとだいたい計画倒れになります。
そして、睡眠時間を確保すること。6〜8時間はとれるように。遅くても12時までには夢の中へ行けるように。
日々しなければならないのは
①漢字・語句
②計算練習
③授業の宿題(当日)
④授業の復習(苦手分野)
以上です。あれもこれもと👆を出すのではなく、この4つです。
③はその日の授業の復習も兼ねているので、塾から帰宅してからになります。塾によっては、授業後に宿題をするための自習時間を設定しているところもあります。その場合は、やりきれなかった問題、自力で解けなかった問題に取り組むことになります。
また、授業時間が午後からの場合、翌日午前中に実施するといいです。

①②は9/1まで毎日欠かすことはできないです。
塾のある日→①②③
塾のない日→①②④
これで計画をたててください。
④は、出来れば算数・理科にしぼることをお奨めします。
とくに、理科の物理分野・化学分野は夏の間に8割は出来るようにしましょう。
男子校の場合、力学・化学反応で難問を出す学校が多く、致命傷になりかねないのです。
算数に関しては、文章題の問題文を図(面積図・ダイヤグラム等)に正確に表せるまでは出来るようにしておくといいでしょう。
(図が書ければだいたいの問題は解けるんですがアセアセ)
また復習に使う教材ですが、5年生のテキストを使用しましょう。新しく問題集を購入する必要はありません。また普段から使用しているテキストと同じですのでスムーズに理解出来ます。算数で顕著ですが、同じ問題でも塾によって解き方がちがうものは少なくありません。
塾で習っていない解き方が解説に記載されていると、混乱してしまう可能性と、新しく覚える手間が発生しますので、新しく問題集を購入するのはお奨めできません。


小学生の集中力は50分くらいできれると考えて、
50分勉強+5分休憩
これを1セットとして計画をたてましょう。
また、寝起きはまだ脳が寝てることもあるので、朝学習は
①や③でも社会の暗記(地理歴史)にしておきましょう。
起床時間ですが、塾の授業が午前中から始まるのであれば開始3時間前に、午後からの場合も午前6〜7時の間に設定するといいでしょう。また、塾がない日も同じ時間に起き、日中もダラダラせずに過ごすようにしてください。学校見学に行くなら、学校見学+@を用意してあげてください。

①は、塾からテキストが渡されているのであればそちらを。特にないようであれば、『でる順 漢字』をお薦めします。

いわずもがなですね。定番中の定番です。夏期講習中に1周できれば充分です。9月から12月に3周もすれば、ほんとに覚えられない&苦手が明確になります。

②は志望校や偏差値によってかわります。また、大前提として塾で計算用の教材が配布されていればそちらを使用してください。
配布されてなければ以下で紹介する教材を参考にしていただければいいと思います。

偏差値40以下→算数の達人(上)


偏差値41〜55→でる順  計算


偏差値50〜58→算数の達人(下)
                              下剋上算数(基礎編)

偏差値59以上→下剋上算数(難関校)



なぜ偏差値でわけるかというと、
9月以降の学習が偏差値毎に違うからです。
夏期講習中に基礎学力を強化し土台を揺るぎないものにしないと、その上へ応用や発展を積み上げるのは難しいです。

算数の達人は中身は↓

B5サイズの1ページが1日です。
これの難点は塾用教材のため市販してないことです。個別塾などでは塾にお願いすると購入してもらえることもありますが、
S塾やN塾、H塾、W塾など大手で難関校の合格率に自信をもっている塾は無理かと。
うちは、塾生に無料配布してますけども。

下剋上算数は関西の進学塾 馬渕教室さんの市販教材です(大きな本屋さんなら在庫あるかと)。中身は↓

A4サイズ見開き(A3)1ページが1回です。
問題の難易度も基礎編と難関校で全然違います。
全ての問題が一行問題と言われるものですので、基本の復習には最適です。

偏差値が55以上になると、難しい問題にどんどん取り組みたくなる気持ちが受験生本人だけでなく、保護者様にも強くなりますが、それは10月以降の過去問まで、待ってください。
基本をまずは徹底して体に覚えてもらいましょう。それが最後の最後にボディブローのように効果がでます。

国語・社会については夏期講習の授業+宿題で十分です。
国語は授業で扱った問題に線引きを意識してする。宿題も同様です。接続詞も重要なものはマークする。マークの仕方を定着させましょう。
授業中をフル活用です。
社会は、言い方が悪いかもしれませんが、暗記が基礎となる科目なので11月くらいから本腰を入れる感じでも大丈夫です。歴史の大まかな流れと4年編で記載した6項目を覚えているかぐらいでかまいません。
塾によっては、夏期講習で公民を扱うところもありますので、日々の授業に集中しましょう。

ご参考になれば。
このブログで使用した画像は、
出版社さんの教材紹介ページ、Amazonさんの商品紹介ページに掲載されているものです。

夏休み40日、体調管理に細心の注意をはらい、走りきってください。
ここが受験の天王山であり、
正念場です。

勉強以外の予定はありえないです。