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偽Librarianの苦悩

大学図書館に勤務する偽ライブラリアン(司書免許なし)が日々の仕事で感じたことや毎日の生活のできごとを綴ります。

一昔前、プリンに醤油をかけるとウニの味がするという話が盛り上がったことがありました。でも、実際はプリンと醤油の味しかしません。単体でプリンを食べた方が断然おいしいです。こういうのを「なんちゃって○○」というのでしょうか。
若い子たちは本物とは違うということを承知で「なんちゃって○○」を受け入れていました。有名なところでは「なんちゃってプラダ」でしょうか。
料理でも「なんちゃって○○」が結構あります。有名なレシピサイト、「クックパッド」でも検索すればかなりの件数がヒットします。
私は以前に「なんちゃって豚骨ラーメン」を作って失敗した嫌な思い出があります。ベースにしたのは豆乳です。材料も分量もレシピ通りにしたのですが、何ともいえない不思議な味しかしませんでした。「なんちゃって」どころか「もどき」以下で、プリントアウトしたレシピはすぐにゴミ箱に捨てました。


そういう私も「なんちゃって図書館職員」です。通常、学校図書館も公共図書館も司書資格を持った人が中心に仕事を行い、その補助として資格のない派遣社員やアルバイトを雇っているのが通常なのだと思います。
しかし、私が勤務する大学図書館はその逆で司書資格を持った人は僅かで、その他は他部署から移ってきた人たちです。
私も本来は広報室勤務でその後は教務課で長年勤務し、その後図書館に配属されました。もちろん司書資格は持っていません。独学で資格をとる方法もありますが、上層部では「司書資格は必ずしも必要ではない」と思われているようなので、その気持ちを逆なでしないようにしています。


でも、覚えることはたくさんありますよ。特に現在はペーパーの図書をしのぐ勢いで電子ブックが増えています。私が勤務する図書館でも大手書店の電子ブックを導入しています。
電子ブックのいいところは検索をかけて、簡単に読みたい本がズラズラっと選べる点です。
検索項目も「書名」「著編者名」「目次」「本文」「件名」「ISBN」といろいろあり、とても使い勝手がいいのです。もちろん「このページがほしい」となるとPDFでダウンロードも出来ますし、印刷も可能です。
基本的には無線LANを含む学内LANからの接続を前提としていますが、アカウントを取得すれば学外からも閲覧できます。これら電子ブックの使い方や学生さんへの啓発も私たちの仕事です。


私は「なんちゃって図書館職員」ですが、「まるでだめなおっさん(マダオ)」と呼ばれないように時代の流れにはついていきたいものです。