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偽Librarianの苦悩

大学図書館に勤務する偽ライブラリアン(司書免許なし)が日々の仕事で感じたことや毎日の生活のできごとを綴ります。

今日の新聞各紙で三菱自動車の燃費データ不正問題を大きく取り上げていました。記事によると軽自動車4車種の実際の燃費が15%悪くなるとのこと。また軽自動車だけでなく、主力のスポーツ用多目的車(SUV)の「RVR」でも、不正の可能性が出てきたと報じています。不正の全容解明にはかなり時間がかかりそうです。
三菱自動車は2004年にもリコール(回収・無償修理)隠し事件を起こしています。その時から会社の体質はまったく変わっていないということでしょうか。


私はちょうどリコール隠しがあった時、RVRスポーツギアに乗っていました。リコール隠し問題が起きる前から車の不調(アイドリング時に急にエンジンが止まる)があったのですが、ディーラーにみてもらってもどこにも問題がないと言われました。戻ってきた車に乗ってみても、また同じ症状がでます。そうこうしているうちにリコール隠し問題が公になり、三菱自動車から「全車種無料点検します」と連絡がありました。
点検からかえってきてからは、不調が嘘のようになくなりました。ディーラーからは「異常がなかった」とのことですが、明らかにどこかに不具合があり、こっそりと修理したのだと今でも思っています。


大阪の商人(あきんど)の言葉で「のれんを守れ」という言葉が古くからあります。「のれん」とは会社の信用のことです。商いも大切ですが、それ以上に信用を重んじるのが大阪商人の心です。
三菱自動車は大阪の会社ではありませんが、商売をするという事では同じです。自社の技術では作れないから、データを偽造しようとするのは言語道断。自らの手でのれんを汚すようなものです。このツケは大きく、三菱自動車のイメージ悪化で販売が大きく鈍化することは間違いありません。
また、2015年度実績では三菱自動車の海外事業が売上高の約8割を占めるそうです。今回の不正事件は瞬く間に海外へ広まっているでしょうから、海外市場に与えたイメージ悪化で経営に大きな打撃を受けるのは間違いありません。同じ日本人として大変残念なことです。