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偽Librarianの苦悩

大学図書館に勤務する偽ライブラリアン(司書免許なし)が日々の仕事で感じたことや毎日の生活のできごとを綴ります。

先日、急に左上の歯が疼きはじめました。私は子どもの頃から虫歯で泣かされてきました。もちろん甘いもの好きで、そのくせ歯磨きを真面目にしなかったツケなのですが、それにしても近所に良い歯医者がなかったのです。
私の実家は高度経済成長時に作られた団地でしたので人口密度が高く、そのためか病院は周りにたくさんありました。でも、歯医者に限って言えば件数はあってもロクな病院はありませんでした。正直な話、幼少期では嫌な思い出しかありません。虫歯で歯が痛い。でも歯医者に行ったらそれ以上に痛い目にあう。なら行かない方がいいと勝手に思いこみ長年放置していたのです。
いつしか歯が痛いのはいつものことという感じになっていて気にとめなかったのですが、大学に入学してすぐにこらえきれない痛みに見舞われました。とてもガマンできる痛みではありませんでした。
それで友達に相談すると友達の友達が歯科で受け付けのアルバイトをしていて、「名医だから」と紹介してくれました。
で、すぐにその歯医者に訪ねたところ、あまりにも酷い状況になっていたので医者にあきれられました。一通り歯の中を診て「これは長期計画的に治さないとダメですね」と言われました。私は観念して「はい」とだけ答え、治療してもらったのですが、これまた不思議・・・。虫歯で痛いのですが、治療の痛みはまったくないのです。嘘のような治療に「神業か」と思いました。これまでの歯医者にまつわる嫌な思い出は一掃され、この歯医者に長年お世話になることになりました。
で、結局その時は一年以上かかって、なんとか虫歯とは縁を切ることができたのです。


それから数十年の月日が経っています。で、先日、歯医者に行ったところ、以前治療して金属で覆っている歯の中が化膿しているとのこと。レントゲンではまだ歯の根っこ部分は使えそうなので、抜歯はしないで消毒と抗生物質で様子をみましょうということになりました。
痛み止めももらったのですが、数時間後には痛みは消えていました。現在も引き続き治療中です。


で、今日のテーマ「健康寿命をのばすために必要なこと」についてですが、そのポイントが「歯・口腔機能」なのです。私が勤める大学図書館には毎日多くの無料誌が送られてきます。その一つに『ポスチャー しせいと生活』というものがあります。第一生命財団が作成されている雑誌で、定期的に送られてきます。
今月号の特集記事が「健康寿命をのばそう」というものです。健康寿命とは介護を必要としないで、日常生活をおくれる元気な期間ということです。そのポイントが歯と口腔だというのです。
記事には「歯を失う原因は、むし歯と歯周病です。歯を失ったあとに入れ歯を作ることもありますが、入れ歯は噛む力が弱く、総入れ歯の噛む力は天然の歯の2~3割程度と言われています。(中略)歯科治療や定期的な歯科診察を受けることをお勧めします。
 また、口腔機能の低下を予防するためには日頃から口をよく動かすことを意識することが大切です。日常生活では、たくさん話すこと、いろいろな種類の食べ物をよく噛んで食べることを心がけましょう。
また、カラオケなどで歌を歌うことは、口腔機能の維持・向上だけでなく、呼吸機能も高めるため、摂食嚥下機能の維持・向上に効果的です」。
と語られています。
日頃の歯磨きはもちろんですが、定期的な検診、口腔機能の低下を予防する意識が大切なことが分かりました。歯と口腔機能は大切にしましょう。寿命は延びても介護生活になると本人も家族にも負担がかかりますからね。それに何よりいつまでも自分の歯で美味しいものを美味しく食べたいですから。