卵巣を取ったからなのか、歳なのか、肌の乾燥が気になります。元々乾燥肌でしたが、顔の乾燥も今年はすごくなりました。さらに先日、すごく赤くなって痒くなったので皮膚科に診てもらうことにしました。と言っても、アメリカで予約すると2週間後でも早い方だったりするので我慢できず、手元にあった、手に塗るステロイドをつけ、カサカサ感はまだあるけど赤みの症状は落ち着いていました。診察に行ったら「こういうのはちゃんとすぐに診せに来てください。使ったステロイドは顔には強すぎます」と怒られました。「すぐに電話したけど、2週間後の今日が一番早く取れた予約だったし、痒くてしょうがないからステロイド使ったら運よく効きました。ダメだったら何とか早く診てもらえないかとまた電話していたと思います。次回症状が出た時にすぐ診てもらうにはどのように予約を取ったらいいですか」と言ったら黙ってしまったケド・・・。


私は病理が専門で、皮膚病理の論文や本を書いたこともあります。(手術が終わって、やりかけだった本2冊の原稿を先日完成させました!)なので、皮膚科に行くとちょっとうるさくなってしまいます。皮膚の病変は、特に症状が出ているときに診てもらったりサンプルを取ってもらわなくては意味がありません。なので、何ですぐに来なかったのだ、と言った皮膚科医の言うことはごもっともではあります。私も早く診てもらいたかった。アメリカの医療システムの弊害と言ってしまえばそれまでですが、それでもなんとかしてもらうために最大限の工夫をしてみます。写真を撮るのも一助。実際、紅斑が出た時の写真も見せました。そのあとは、一番ありうる選択肢からしらみつぶし。ダメなら、「ダメでした、次お願いします」、と早めに言って次のテストなり治療なりをしてもらうのが多分一番現実的になると思います。(日本だともっとタイミングよく診てもらえると思うのでとても羨ましいです。)


2年前は、泌尿器科医が一番ありうる膀胱炎と仮診断して培養陰性なのに抗生物質を一年投与して実際膀胱がんの発見が遅れたので、一番ありうる診断に基づいて治療するのがいいとは言えないんですけどね💧マジョリティに当てはまればいいけど、例外だと私の膀胱がんのようになってしまう・・・。自分の病気が致命的でないことを祈るしかなく、運に頼るところが大きいです。私の皮膚の状況は、がんが鑑別診断になるものではないので、そこまでは気にしなくても大丈夫そうなのが少し救いです。皮膚病変の場合は、感染症なのか、非感染症なのか(例えば単純に洗剤になどによる脱脂作用による乾燥だとか、血中エストロジェン値の低下だとか)、アレルギー性なのか、非アレルギー性なのか、なのかを含めて何でなのかを考えます。


私の皮膚科のフィジシャンアシスタントも、ありきたりですが、保湿しましょうと提案してきました。普通にドラッグストアで売っている保湿剤のサンプルを幾つかくれました。左の3つは顔に使っても良いとのこと。処方薬は顔に使えるステロイドと、真菌症の薬を念のために出しておくから試してみて、と。これでしばらく様子見て、ダメだったらまた病院に電話したいと思います。


もらったサンプル↓ 今までKiehl’s  とか、日本で買った保湿剤使っていたのですが、普通にドラッグストアで売っているCeraVeという保湿剤(左から2番目)と、一番左の日焼け止めが顔に塗っても痒くならずによかったので引き続き使ってみることにしました。


買ったローションと日焼け止め。ローション18ドル、日焼け止め、40mLで35ドル😳


日焼け止めはお高かったのですが、フランスで有名なメーカーみたいなので、来月パリに行ったら大量買いして小さいサイズがあったら年末の日本へのお土産にしようと思います😬


とりあえず、保湿しつつ、抗真菌剤とステロイドで様子見中です・・・。