旅行が好きで、抗がん剤治療の合間にも旅行をしたので、このテーマについては治療中からいつかまとめたいなと思っていました。まとめについてはまたちょっと先になりそうだけど、ハンターウィルス感染症がクルーズ船に出たので、今抗がん剤治療をされている方、免疫力低めの方の参考になればと思い、少し書いてみようと思います。


私が腫瘍内科医から旅に出るときに1つ言われているのは、まさに、クルーズ船を避けること。特に抗がん剤治療中は免疫力低めで集団感染の仲間入りしてしまうかもしれないし、クルーズ船に乗ると、何かあったときに迅速に治療を受けられるか定かではないからです。この理由で、あまり僻地には旅をしていません。(パタゴニアはいつか体調が安定したら行きたいですが、もう少し様子見です。) 行く時も必ずERの場所を確認して10分以内にかけ込める地域に泊まっています。なので大都市を拠点に旅をしています。旅程も、なるべく詰め込まないようにしています。疲れが溜まると免疫力が下がって、感染症にかかりやすいような気がします。旅行とは関係なく去年4回ERに行ったのですが、毎回仕事の疲れがたまってくる金曜日か土曜日でした。(腎盂腎炎と傍ストマヘルニア嵌頓です。)


私はゲムシタビンとシスプラチン4サイクルしましたが、2回目と3回目の間、投与の前の週(第3週)にハワイに行きました。帰りは朝6時半にニュージャージーの空港に到着して、8時半にがんセンターに抗がん剤投与に行くという強引なスケジュールでしたが、がんが見つかる前にすでに飛行機は予約済みだったし、何とか行けそうだったので変更しませんでした。(実際私の場合はたまたまかもですが大丈夫でした。腫瘍内科医からは、もし予定通りに来れなかったら同じ週での抗がん剤投与ができるように調整すると言われていました。) 私の抗がん剤が比較的マイルドな方だったのもあるかもしれませんが、休薬週の最終週は比較的普通に動ける週でもあるので、どうしても旅行に行きたい場合は、この週を狙えば、旅行ができるかもしれません。サイクルを重ねる毎に副作用を長く感じるので、1サイクル目を経験して、どのような副作用の経過をたどるのかがわかっている、第2サイクル後、第3サイクルの直前は少し狙い目かもしれません。ただ個人差はあると思いますし、私の場合も出発4日前ぐらいまでキャンセルする可能性はあるなと思いながら過ごしていました。幸いその後、日に日に劇的に副作用は減っていったので、予定通り出発することができ、予定していた旅程も終えることができました。


それから、私は行き先がハワイだったこともあって髪の毛が抜けかかっているときは、特に、帽子をちゃんとかぶって頭皮を守るように腫瘍内科医から言われました。日差しを浴びると疲れやすいので、抗がん剤治療中に旅行行く時は、抜け毛が無くても帽子をお守りがわりに持っていったほうがよさそうです。


日焼け対策をバッチリして、楽しい旅をお過ごし下さい!の図。


色々気をつけることで、抗がん剤治療中でもおでかけできるかもしれないと思って書いてみました。もちろん、体調と相談して、最悪直前キャンセルも考慮しながらの計画が何よりも大切です。また今度の機会に、他のことも含めてまとめて抗がん剤治療中、治療後の旅行中に気をつけることについてゆっくり書いてみたいと思います。