傍ヘルニア防止用のベルト、Nu Hope Belt というものがあります。自分のサイズを測ってもらって、パウチの製品番号を伝えると、自分にあったベルトを作ってくれます。オストミーナースが勧めてくれて3月に一度作りましたが、その時は、当時使っていた発売されたばかりのコンバテックエスティームボディというパウチで作ろうとしたら、製造元に「手持ちに現物がなく、作ったことがないから、とりあえずよくある輪っかの大きさで作って送る」みたいなことを言われ、案の定(!?)面板のリング部分が大きくて入らず、放置されていました。早く色々作りすぎないほうが良いということなのかもしれませんが、まだまだ体型やストマの状態が変わりつつある中でも必要なものは必要なので、諦めずに自分に合うものを探していくしかないのかなぁという感じです。


こんな、ガッツリとプラスティック・リングがついているものです↓わたしのベルト幅は5インチ(12.5センチくらい)幅です。これ以上幅が広いと身長が低い私のお腹では座ったりするときに上下つっかえて使いにくいと言われました。


NU HOPEによると、製造元まで送れば28ドルの自費で大きい輪っかに変えて使えるようにしてくれるとのことでしたが(適当に作っておいてお直しは自費・・・この辺がアメリカン)、その後コンバテックは先から漏る問題で使わなくなってしまったため、お直しをすることもなくレッグバッグの日に上から押さえるように使ったことが一回あるくらいでした。

発注の面倒臭さと特注品なのに使えないものがまた来たら困るなぁと思って結局は特注品ではないものを2枚買って時々使っていました↓一つは自分で穴を開けて使うもの、もう一つは穴なしで、使うことはないかと思いきや、レッグバッグの時にはこちらの方が巻きやすいのとフィット感と硬さがちょうど良いので断然活躍していました。




あれから数ヶ月、ストマ生活に慣れも出て、暑い夏があり、ベルトはほとんど使わなくなっていました。


そしたら昨日の傍ストマヘルニアなってますよ宣言。(ベルトしていなかったら、というわけではないのですけどね・・・。)


去年、尿路変更術を何にするか迷っていた時、外科医に回腸導管によくある合併症は何かと聞いたら傍ストマヘルニアだと言われました。でも見た目が悪くてパウチが貼りにくい以外、腸閉塞などひどくない限りは再手術することはない、と言っていました。そう言っていたけど、私の傍ストマヘルニアは、そんな、見た目がひどい、ということは全くなく、よく見ると、ストマの左寄り右のお腹がちょっと出ているかも、くらいで、言わなかったら誰も気づかない程度なのです。


傍ストマヘルニアになったのに、当時外科医が言ったことがピンとこなくて、そういえば、どういう見た目になるか、見たことなかったなぁと思ってググってみました、Parastomal herniaの画像検索。もう、びっくりですよ。興味のある方は画像検索してみてください。これはまずい、と思いました😱


すでに腹壁の穴が拡大して腸が入り込み出しているので、油断すると、本当に大変なことになると思いました。(回腸導管付近の縫い目は私の腹圧によって脱出したがる腸を押さえきることができるのでしょうか、ちょっと自信なし。。。)


ベルトを使ったからといって防げるとは限らない、と言いますし、私もわかる気がします。結局、抑えるところは「傍ストマ」から2センチくらいは離れています。でも、他に頼るものは、あまりないし、これ以上ひどくなっても困るので、新たに今度こそ使えるベルトを注文することにしました。


術後順調に回復した結果、ウエスト周りが大きくなり、元々コロプラストの面板に合わせた新たなベルトを作ろうと思ってWOCに今月上旬にサイズを測ってもらっていたのですが、Distributorに電話すると思うと気が重く2週間くらい放置してありました。傍ストマヘルニアのおかげで重い腰が上がり、今日紙切れを引っ張り出してきてサイズを伝えるためにNu Hopeに電話しました。(案の定SからMに格上げ😱)特注品なので、数週間かかるらしいですが、今度こそ、ちゃんと合うサイズのものが届きますように・・・。それまでは、特注品じゃないベルトを使おうかと思います。あとは、もう一度コンバテッサイトにあったヘルニア予防体操をしようかな。。。