今日は膀胱全摘で退院してからのCTスキャンでした。今回はUrogramという造影剤を使ったCTスキャンで、造影剤が泌尿器系に流れていくそれぞれのタイミングで撮りました。膀胱があれば、途中で造影剤を含めて500mLの生理食塩水を静注して膀胱をパンパンにして撮影するのですが、膀胱が無いので、「膀胱に溜める」のはできません。「膀胱はないからレッグバッグをつけてきた」と言っても初めはピンと来なかったらしく、もう一度、「膀胱はないから、私の(回腸)導管では、500mL静注するのは意味がないかも。」と言うと、放射線技師さんが「レッグバッグを見せてくれ」、と。見せると、そこでようやく状況がわかったらしく、操作室に戻っていきながら、「標準のプログラムではできない、画像を読む放射線医に電話をー!」と叫んでいました。放射線医に確認して、パウチとレッグバッグの間のコネクターをクランプで留めて、静注も500mLよりは減らして(確か200mLと言っていた)少し回腸導管にも尿が溜まるようにすることに。(レッグバッグをつけていたので、パウチはほぼ空だったので、それなら500mLくらい入ると思うんだけど、それで回腸導管にもちょっとは貯留出来たのかは不明。)次回はレッグバッグ要らないのかな?有っても問題はないのでつけていっちゃいそうですが・・・。ともあれ、泌尿器系メインですが腹部と共に胸部も画像を撮りました。息を吸って止めるのを途中で何回か繰り返しますが、一度、息の吸い込みが甘く画像を読むのに限界がある、というコメントが過去にあって以来、頑張って、息を吸って吐いてしていますが、毎回、今度は息の吸いすぎで「肺気腫」と所見が出てしまいます。加減が難しい・・・。造影剤の静注、ゲムシタビン後に血管がやられて、手術の時もかなりナースが悪戦苦闘、私は、生理食塩水でも痛みがあるという状況だったので、伝えたら、今回も、いつもナース達がお好みの目に見えやすい(刺しやすい)血管は外から見ても瘢痕・線維化が外からても分かる状態だったので、今回は一度はGC療法に使ったけど、あまり影響のなさそうな血管を選んでくれて、お陰様で、血管の痛みは無く過ごせました。


結果については、来週執刀医の診察で色々聞く予定です。来週執刀医に会って、CTスキャンの結果も合わせて仕事復帰OKと判断されたら保険会社に一筆書いてもらい、正式に職場復帰が決まります。


手術は12月27日、10.5週後の3月10日までが保険会社に認められたShort term disability(短期病気休暇)です。おそらく、この日で正式に決まると思います。(アメリカではいつ復帰するかは働いている会社ではなく、病気で休暇中の給与補償をしている保険会社、医師、患者で話し合って、保険会社が最終的に承認するという形で決まります。私は会社にその日程を伝えて必要なら仕事の割り振りを再調整しますが、会社には許可はもらいません。)


初めは私は術後7.5週で復帰しようと思っていたのですが、どうやらこれは短かったみたい?それから、執刀医に会う前に画像診断もするので、画像診断していないと執刀医に会っても意味がない(?)ので職場復帰も10.5週に延びました。この2週くらいは重いものが持てなかったり、粘土をこねるなどお腹に力を入れなくてはならない作業以外はほぼ普通にできています。この先2週間のメインの目標は社会復帰に向けて朝6時半に起きれるようにしていくことです。(ゆるい!爆笑