昨夜は、予想通り、同室の認知症の方が夜中の12時半にはやくトイレに行かないと、と焦り出し、またナースが駆けつける騒ぎになりました。(膀胱全摘手術をされた方なので、膀胱はありません。)夜中の1時のバイタルチェック時に、私が前にいた部屋がまた空いたから戻ろうということになり、それ以降はぐっすり寝れました。


今日は朝4時にスタート、採血→バイタルチェック→医師の回診です。朝食、昼食が食べても吐いたりしなかったら、今日退院しても良いということになりました🎊あと、執刀医が今日は術後Day9だとまだ正中線のホッチキスを抜くには早いから今日はそのままで、と言って去りました。執刀医、入院中は毎日朝6−7時に様子を見に来ました。アメリカでは、術後翌日来ることはあってもレジデントやフェローを送り込むことが多いので、ちょっとびっくり。(随分前にアメリカ国外で医学教育を受けていた方だからかもしれません。)フェローのドクターはやっぱり下剤使ったほうが楽になるから今朝投与しようと言いましたが、今日の担当のイケメンナースが下剤を持って現れた直前に腸の動きが再度あったので、投与しなくてよくなり2人でハイファイブしました🙌(私にとっても看護師にとってもWin-win 笑)


今回の入院時の血液検査で基準値外だったのは、肝臓逸脱酵素系、低タンパク血症、赤血球系の低下です。肝酵素は、最初、処方されて飲んでいたアセトアミノフェンかと思いましたが、100IU/Lちょっとだし(肝細胞壊死の時はもっと劇的に上がる)、CATスキャンの結果、肝臓には異常がなかったので、多分、腸閉塞が起こったところの腸が膨張した時に横隔膜を押していると感じていたけど、肝臓も少し押されていたのではないかと思います。低タンパク血症(低アルブミン)は、肝臓、腎臓、腸(下痢)にタンパクが作れなかったり漏れる原因が見つからなかったのでおそらく、腹水による漏出?赤血球は、術後一度上がったのですが、なぜか今日の退院時にまた下がりました。同じ頃に起こった変化といえば、腹水が下から排泄され始めたこと。もしかしたら、ここから再利用できる鉄分の喪失があったのかもです。そろそろ出血は止まっていると思うので、月曜日の術後の診察時の血液検査では少し改善していてほしいところ。先生にも聞いてみようと思っています。GC療法後しばらく低空飛行だった腎機能は、手術で入院中から改善が見られ、今日も基準値内に収まっている様子で安心しました。


ストーマも、ナースなど何人かの方が見に来ました。全員、ストーマも、バッグの付け方も完璧と言ってくださいました。色々これで大丈夫だったのかな?ということもあったけど、どうやらこれでよかったとわかって安心しました。



今日は、術後初めて、まともに食欲がある、と思えたので、だいぶ進歩です。まだちょっとずつしか食べれませんが。


朝食

初めて、卵を食べる気になりました。美味しかったのですが、具は少しオイリーだったので卵部分1/3位しか食べれませんでした。(上出来?)やっぱり主食は定番の、後ろに見えるオートミールでした。


お気に入りのマンゴーマッドネス(マンゴーとヨーグルトのスムージー)


昼食

手術後の担当ナースの一押しのショートリブ、ズッキーニスクワッシュのソテーとポテトのグリル。術後には食べるところまで食欲は戻りませんでしたが、今日ならちょっとはいけそうと、頼んでみました。それぞれ数口ずつしか食べられませんでしたが、これだけ見ると病人の食事ではないですね・・・😅レストランにあったら頼んでも良いと思える位とても美味しかったです。(ショートリブとケーキはこの後迎えに来た夫がこっそり片付けておりました。)


食事をしても具合は悪くなかったので、本日、無事2泊で退院できました。帰る時に、レッグバッグをお願いしたところ、ナースがレッグバッグとナイトバッグのサンプルを余計に何個かずつ、持たせてくれました。助かる。


残念ながら今回は再入院になってしまいましたが、退院日には、手術後の中では一番の食欲まで戻り、だいぶ体力も戻った感じがするなど進歩が見られたのはよかったです。これからはオキシコドンを使うことはないので、これで腸の動き具合にだいぶ違いが出てくると期待しつつ。引き続き、こまめに歩くことも心がけては行かなくてはと思いました。


(現在、下剤は使わなかったのに今はお腹の調子が逆に緩くて困っております。本当に下剤投与しなくてよかった。はやく治ってほしい。。。)