抗がん剤(GC)治療が4サイクル終わったので、次は膀胱全摘について外科医と話し合います。
外科医から提示された選択肢は2つ。
- 回腸導管術
- インディアナパウチ
(新膀胱は、腫瘍の場所が尿道に近過ぎて無理とのこと。)
インディアナパウチは、日本ではあまり見かけないようですが、アメリカでは、よくある尿路変更術3つの選択肢の1つです。新膀胱が回腸でパウチを作るのに対し、インディアナパウチは回盲部の弁を含む回腸から上行結腸でパウチを作り、回腸をへそあたりに開口させます(ストーマ)。回盲部の弁が尿が腹圧をかけても外に出るのを防ぐので、新膀胱と違い、カテーテルで排尿することになります。
バタバタして全部について聞けませんでしたが、それぞれの選択肢について以下の質問を持って行きました。
- どのような人がそれぞれの選択肢に合った患者なのか
- 腸を切除することによる腸の機能への影響は?
- 膀胱とリンパ節の他にどの臓器を切除するのか
- 主な合併症は何か、どのくらいのタイミングでみられるのか
- 入院は何日間?その間の付き添いはどこに泊まる?
→入院は3−5日。ガスが出るまでは退院できない。
- 職場復帰は何週間くらい?
→6週間くらい。早い人は4週間の人もいる。
- 排尿に関して、インディアナパウチの場合、どのくらいの期間で普通に貯められるようになるのか
→2週間
- 術後の通う頻度は?どこの施設に通うのか。
→手術以外は全て自宅近くのNJオフィス
個人的には
インディアナパウチは、見た目に影響ないのは魅力。ただカテーテルで毎回出すのがとてもめんどくさそうでズボラな私に毎日何回も自分でできるのか不安です。寝込んじゃってもカテーテルは大変そう。それに、漏れたらそれもまた日常生活に差し障りがあって大変そうです。
回腸導管は、溜まっている量が見えるからいつ行けばいいのかすぐわかるのは、大きな利点と思います。ナイトバッグをつければ心配しないでぐっすり寝れそうなのも利点。ただ、肌が色んなもののアレルギーでかぶれがちなので、パウチをくっつけ続けた時に皮膚が大丈夫なのかなという不安があります。漏れないようにちゃんとつけられるのかしら?とか。
・・・考えても考えてもまだ迷っています。
ちなみに外科医が自分がするなら新膀胱→回腸導管→インディアナパウチの順で選ぶそうです。先生の中ではインディアナパウチは相当優先度が低いとのこと。(気になる・・・。)外科医には、ストーマナースに会ってくるといいと言われました。今は日本に一時帰省中なので、戻ってからマンハッタンの病院に会いに行く予定です。