いよいよ第4サイクルがスタート。朝7時50分のラボテストからスタート。


今日は腫瘍内科医Dr.Aがヨーロッパの学術集会参加でお留守です。

代わりに前々回に会ったNurse Practitioner(NP:手術以外医師と同じことができる資格を持っているナース) と話しをします。


まずはラボテストのおさらい。

ヘモグロビンが9.5 g/d Lとだいぶ下がってきました。

先日マンハッタンの地下鉄の上りで息切れがしていたのは、やはりこれが原因のよう。

8とか7になったら輸血と言われていますが、ぜひ、このまま低空飛行ながら9あたりで保って欲しいところ。

気になる腎機能は全て基準値内、ナースも私も大喜び。これで無事投与ができます。


いつもはサイクルの初めには戻ってくる体重が減ったまま、前回のサイクル開始から1.5キロくらい減からこのサイクルをスタートです。最近食欲があっても食べれる量が減っていたからだと思います。


その他先週までの副作用についてもおさらい。

息切れ、高血圧気味、軟便気味、悪心について。

高血圧については、私は自宅に血圧計があるので、毎日はかり、下90、上150 mmHgを超えるようになったら電話するようにと伝えられました。治療前は上が100以下、下が60くらい、高くても上が110なので、抗がん剤治療を始めてからコンスタントに血圧が上がっていて、ギリギリ基準値上限超えるくらい(上が135−146、下が90超え)なのですが、私にしては極端に高いということで、もう少しモニターしてみましょうとのこと。


ここ数週間、膀胱の底部か尿道が軽くピリピリ痛むことがランダムにあって、手術跡がうずいているのか、腫瘍が痛みを起こしているのかわからない、と伝えたところ、「あ、多分腫瘍ね」とNPにあっさり言われてしまった。私だったらこんなに断定的には言わなけどね、ちゃんとした検査なしでは。でも、経験上そういうことがあったのでしょう。PETスキャンの結果がでる来月半ばまでちょっと心配。


最後に抗がん剤投与。ゲムシタビンの血管痛が投与のたびに増していて、ホットパックは欠かせません。シスプラチン投与くらいまでは仕事していましたが、その後吐き気どめの副作用が効いてきたのか昼寝体制に突入💤夕方6時くらいに無事終了。今回、投与が終わった後くらいから、お腹がゴロゴロしだして、お家に帰ってきたらお腹が下っていました。翌朝には治りましたが、ちょっと焦りました。




そういえば、ナースとの会話で、手術を前倒しで年内に済ませてしまいたいのだけど、外科医が連絡が腫瘍内科医に返ってきていないという話で、私からも電話して欲しいと言われました。抗がん剤が効いていなかったらいち早く切除することが大切だし、抗がん剤をやめてあまりに長い間放置すると、またせっかく大人しくしていた腫瘍が大きくなりかねません。と、思っていた矢先、お家に帰ると保険会社からの1通のお手紙。PETスキャンの保険への申請書類が足りずに却下されていたので保険会社にも外科医にもこのことについて電話しなくてはならなくなった。MR Iの保険会社への承認申請はまだみたい。抗がん剤投与前、ほぼ実費でPETスキャンとMRIをされたのはもしかしてこの保険承認がされてなくてこうなったのかなと思うとちょっと心配。この外科医さんのコミュニケーション能力はあまり高くなく、2回目TURBTの手術には満足しているのですが、昔気質の外科医という感じ、時々感じる違和感がこれから悪い方に動いていかないことを祈りたい。🙏(でもこういう違和感って残念ながら当たりやすいから外科医を変わるのも視野に入れた方がいいのかもしれない。大きな手術になるから。)と色々揺れております。