5月に入り朝と夜の気温差や平均気温の急激な変化による体調不良でキャンセルが続出イベントが無事に出来るかどうかが不安でしたが開催が出来ました

 

今年から性別違和を持っているトランスジェンダー対象 性同一性障害方々と意見交流会を開催してから2回目 前回と同様の参加人数の集まりでした

 

 

 

 

==参加者==

 

MTF4名 

FTM3名 

FTX1名 

MTX1名 

女性1名 

男性1名

 

合計11名

 

前回は12名でしたので ほぼ同人数でした

それだけ 性別違和を持っているトランスジェンダーや性同一性障害当事者の居場所がない現実を突きつけられている事をリアルで実感しています

SNS上では 悪意を持った心無い揶揄やバッシング晒し行為が目立ち 安易に発信や意見交換交流が出来ない しわ寄せが来てるのだと予想されて SNSよりリアルの場所を求めて行く傾向に変化しているのだとも感じ取っています

 

 

 

さて 今回の会場内で話した事について

 

==意見として==

 

  • 企業として性的少数者の方への就労、求人の出し方、文言をどのように明記したら良いのかを聞きたい
  • 家族構成上一人っ子で 親は自分の孫が見たいと言う環境上性別適合手術を受け性別変更を望んでいるが 自分自身も将来的に自分の子どもが欲しいと考えているので性別移行や中々出来ない
  • 就労中の性別移行や仕事場の制服 会社としては受けれ入れてくれて人間関係も良好 性別移行の性別で接してくれているが ふとした時に性別移行前の性別で見られている事に気付く 職場の人間性が大きく影響すると感じる
  • 改名してから男性としてみなされ男性として見てもらっているが あらか様に配慮されている事が非常に伝わっている 
  • 転職してから埋没にして慣れてくると幸せだと感じると思っていたが 実際しんどさが感じる 
  • FTMで埋没状態で生活している事に罪悪感がある 友達はFTMである事を知っている 元の性別を知っている人が無意識に悪意なくアウティングされる事などが不安
  • 性別適合手術を受け戸籍変更すれば性別が決まる事ではなく 外見上(見た目)で判断される 手術していなければ 性別移行の性別として認めません等が社会上根強くある
  • 日本の歴史や風習文化を見て見ると性に寛容であるし 多様だったのに現代の日本は何故変化したのだろうか?
  • ネガティブ思考は埋没志望 ポジティブ思考は性をオープンにしている傾向が有ると感じる
  • ゲイを主とした若い性的少数者はフランクな人が多い
  • 赤ちゃんが生まれてから生育するまで自分の性別が自覚するまでにどのように育てて行けば良いのか? 生物学的性別で育てて行く事に対して躊躇してしまう 新生児からハッキリ性別で区別している(アイテムなどのグッズなど)
  • 社会生活は困っていないが 多目的トイレがない場合のトイレの利用の仕方に躊躇してしまう 生物学的性別でのトイレを利用するとびっくりされるし 性別移行の性別で利用すると建造物侵入で通報されるリスクがある 性別移行途中は男も女もどちらもトラブルの原因に成りかねないので多目的トイレの増設を
  • 出生の性別が女性で自認は女性であるが男性的な風貌を好んでいる為 他者から男女どっちかわからないと区別され困る 女性的なフェミニン風の制服や形状に凄く抵抗がある 就職活動時代 制服形状のデザインをチェックして応募先を決めていた

 

 

 

 

==所感として==

 

前回2月に初めて開催した時と同様に 男女ハッキリ区別する事による抵抗感や不快拒絶感を持っている当事者の方々が殆どでした

 

性的少数者であるトランスジェンダーだけではなく 現代の家族構成上 男女区別のみのスペースは社会生活を送るにおいて支障を来たしている 異性のお子さんが居ている一人親世帯 異性の身体障害や発達障害の家族間の介助などで同性間で世話が出来ない社会的マイノリティも利用が出来ない利用の制限を受けている現状がある

 

男女二元論であらゆる施設や設備の利用が限界に来ている

早急に増設または整備を所有している建物施設が実施して欲しい願いであります

 

男女区別がない施設で性犯罪に利用されると懸念を持つ一部の人が居てますが 男女区別している施設も同様 犯罪を起こさせない空間整備や防犯は格差を作る物ではないと私自身感じている それと同時に各々の自分の身を守る意識向上を努めて行く事が大切だと感じてる

 

男女区別の厳格化は一見 安全安心感を持ちがちだが 多様な家族構成や多様な価値観が当たり前の時代 利用のしづらさや社会的な生きづらさに繋がっているのだと

 

その反面 性別違和を持っている 当事者はジェンダーバイアスに苦しめられた分 ジェンダーバイアスに拘り過ぎて自ら生きづらくさせているのではないかと 開催前にある方と話をしていた 性別に違和感がある事は当事者として辛いが 例えば一般の女性でボーイッシュが好きな人も居てるしフェミニン系も居てる 趣味趣好は1人1人違いが有るのに 性別違和を混同させている当事者が多いのが目立つよね・・・ と話をしていた

 

 

 



 

 

 

【余談】

昨今 トランスジェンダー内外の理解の齟齬が日々が多くなり  トランスジェンダーのリアルの現状を知らない方が非常に多くなっている事に危惧しています SNS上で間違った知識を身に着け 当事者を無意識に傷つけ 排除していく流れは トランスジェンダーだけではなく性的少数者全体や 一般の男女の生活に廻りに廻って影響が出る

 

どんな人であれ生きやすい社会は全ての人の生きやすさに繋がる

 

区別や排除ではなく 難しい問題であるが お互いに優しい気持ちで寄り添う気持ちを1人1人持って頂きたい

 

 

ネットやSNS上の情報は捏造やフェイクな嘘の内容が沢山溢れかえり

信用すると当事者を無意識に傷つけ苦しんで命を落とす人も居てます

 

性的少数者(トランスジェンダー)の知識不足の記者などマスメディアも

視聴者や読者を獲得するために非現実的な表現使い惹きつけ当事者をマイナスイメージにさせてしまっている手法が目に余ります

 

間接的な知識や情報よりも 

リアルな場所で生身の当事者と面と向かって話を聞く 生きた裏取りをして頂きたいです

 

是非 性的少数者(トランスジェンダー)の知識や情報を得るには リアル会場で開催している意見交流会などのコミュニティに参加して下さい

 

 

 

 

==イベント案内==

 

 

 

【性別違和個別相談会】

 


性別違和個別相談会をオンライン開催します

2024年5月26日(
時間: ①18:00~18:40 ②19:00~19:40 ③20:00~20:40 各40分間

Zoomにてオンライン相談会となります

性別違和で伴う 学校・雇用・就職・就労・医療・家族・友人知人・恋愛問題などの悩み・不安・苦痛などあらゆる相談を受付けます

 

主催者は性別違和(性同一性障害)当事者であり 他の心療内科医・心理カウンセラーよりも 悩み苦しみ痛みが誰よりもわかります。1級心理カウンセラー資格保有者なので安心して相談(カウンセリング)が受けれます

【対象者】
性別に違和感がある方・性別移行前・性別移行途中の方・埋没生活をされている方・性別変更済の方  ご家族、友人知人、各団体、知識教養を身に着けたい方

※完全事前申込予約制 
定員になり次第、締め切らせていただきます。


申込はこちらから

https://www.kokuchpro.com/event/ee39ba14bb5677cddb500a84695d927e/entry/

 

 

 

 

 

 

【QOL向上イベント】

 


性別違和・トランスジェンダー対象

自撮りテクニック術講座

 

 

撮影環境による光の明暗やスマホカメラの高低差で被写体のイメージが凄く影響されます


笑顔の作り方や自身のベスト角度をマスターするコツを知って頂きます


カメラの露出補正フィルター機能を使って撮影を習得し 自己肯定感を上げませんか?


日時:6月16日(日)13:30~16:30

会場:大阪市立住吉区民センター 図書館棟 集会室3
住所:大阪市住吉区南住吉3-15-56
交通アクセス* 南海高野線 沢ノ町下車 徒歩約7分 / JR阪和線 我孫子町下車 徒歩約 15分
対象者:女性として日常生活を送り または送りたい方(出生時の性別が女性の方は参加出来ません)
定員:6名
申込方法:QRコード 下記URL または 当日先着順
https://www.kokuchpro.com/event/811245140acf797455ec070dc160e576/entry/

 

 

 

 

 

【交流会】

 

~クレオ大阪(大阪市立男女共同参画センター)中央館~

4か月に1回開催。 
【対象者】
LGBT・性別不合(性別違和・性同一性障害)などの性的マイノリティ当事者

学生・友人・家族・先生・講師・医療従事者・上司・人事・事業者の方でLGBT・性別不合(性別違和・性同一性障害と関わりのある関係者

接点がないが教養を身に付けたい方

【内容】
意見交流会・カウンセリング・講義・講演会・自分らしい姿で過ごせれます

日時:   2024年7月20日() 18:30~20:50
場所:  大阪市天王寺区上汐(うえしお)5-6-25
名称:  クレオ大阪中央館(大阪市立男女共同参画センター)
会場:  会議室1 定員24名(事前申込または当日参加OK 先着順)    
参加費: 無料 

【交通アクセス】
地下鉄谷町線 四天王寺前夕陽ケ丘駅から 徒歩約5分

【お申込はこちら】

https://www.kokuchpro.com/event/1b55aa6fbf8c37b6abc97b31e948acc2/entry/


※アウティング防止の為、利用確認の誓約書を署名して頂きますのでご安心ください ※お着替えは部屋の近くに多目的トイレが有りますので利用ください

 

 

 

 

 

~大阪市立住吉区民センター~


【性別に違和感が有るトランスジェンダー対象】性同一性障害当事者方々との意見交流会

性別違和当事者で性移行前や途中の方 未手術の方との交流出来るスペースを 4カ月に1回開催します。

【対象者】
性別移行前や途中の方 
諸事情が有り性別適合手術が受けれない方
性別適合手術をドロップアウトされた方
当事者以外で応援してくれる方や教養を身に着けたい方


学生・友人・家族・先生・講師・医療従事者・上司・人事・事業者の方で(性別違和・性同一性障害)と関わりのある関係者

この交流会は 
性別に違和感のある方・性別移行前や性別移行途中 諸事情で性別適合手術を受けたくても受けれない方 性別適合手術をドロップアウトされた方
を対象に 悩みや苦しみ痛みや問題点を共有し、お互いの経験や改善点 克服した事などを話し会い 自分の解決策のヒントを見出し、自分らしくいれるように目指します
性別違和を持ち未手術の方を寄り添い耳を傾けてくれる当事者以外の方 当事者の支援をして頂ける方や 知識教養を習得し 一緒に生きやすくするために協力して下さる方 大歓迎です


場所: 大阪府大阪市住吉区南住吉3-15-56
名称: 大阪市立住吉区民センター 図書館棟2階
交通アクセス: 南海高野線 沢ノ町駅 下車徒歩5分 /JR阪和線 我孫子町 下車徒歩10分 地図はチラシを参照
途中参加途中退場OK

【日時】  
2024年8月10日()18:00~20:50

【参加費】 無料 (更衣室完備:但し別途事前連絡要)
【定員】 集会室3 18名
(事前申込優先または当日先着順

【お申込はこちら】
会場参加の方

 


オンライン(Zoom)開催  未定

==住吉区民センターのお勧めな点== 

少人数なので 1人1人の意見が深堀が出来 表面上知らなかった部分がじっくり話が出来る

少人数だからアットホームなトークが出来 和気藹々な雰囲気
初めての方でも抵抗なく参加できます
1人1人の特性を活かした対応が出来ます
年齢層は10代の中高生から70歳代の方まで幅広い参加者

梅田会場 天王寺会場にはない 性別違和当事者で性移行前や途中の方 性同一性障害で未手術の方々との交流に参加してみませんか?


注意【お申し込み後 原則キャンセルは出来ません】


※アウティング防止の為、利用確認の誓約書を署名して頂きますのでご安心ください
※お申込み後 別途事前にご連絡を頂ければ、お着替えは部屋にお着替えテントを設置致しますので他人に見られず自分らしい服装で参加出来ます