人権研修の依頼での登壇は10月ぶりで 更に今年で最後の登壇になりました
研修の事前打ち合わせの時は9月に学校へ訪問をさせて頂きまして 

 

学校は枚方市で香里園という土地柄は 約10年前 以前お付き合いしていた方が最寄り駅が香里園だったので懐かしさが有りました

 

駅から巡回バスを乗り 大阪府立香里丘高校へ 校長と先生方々と人権研修の内容確認や調整 教室や映像機器の動作確認を行っていました

ただ 大阪府立の高校なので学校設備は 今の時代には合わない部分や制服が私の学生時代の時のままである事  大阪府内公立高校厳しい現状を事前に知ってしまった後の 今回の教職員向けの人権研修は 心苦しい気持ちでいっぱいでした

 

そして12月6日  人権研修当日 開始時間の30分前に到着 再度人権研修の内容確認 開始10分前に登壇する教室へ

 

持込PCを接続しセッティング あ・・・

パワーポイントが読み込まない 焦りましたが 何とか表示され動作もOK

定刻になり 講義開始

 

約50人ぐらいの教職員の先生が集まって頂きました

 

教職員向けなので

簡単な性的少数者の用語解説からトランスジェンダー~性同一性障害などを説明し 私の幼少期から学生時代の流れでお話をさせて頂きました 学生時代の時の心境やクラスメイト先生学校設備改善などをお伝えしました

 

 

 

講演講義の流れは

 

  • 性的少数者やトランスジェンダー基本的な用語解説と意味
  • 学生時代のエピソード
  • 学生時代 傷ついた辛かった事や気付いて欲しかった事
  • 教職員へのお願い 接し方
  • 学校設備改善などの提案
  • 区別は差別の始まりである事
  • 多様性と言う区別の細分化は生きにくさに繋がり 本当の多様性はごじゃまぜである事
  • 特別扱いを求めているのではなく 皆さんと 同等に福利厚生を受けたいだけ
  • 性的少数者である前に 皆さんと同じ人である事
 
 
などをお伝えしました
 
感想を頂いたものを見てみると ここ数年で教職員の方も児童生徒の接し方や学校設備改善を理解されている現状
 
この資料レジュメも改変時だと感じています
セミナーを聴くではなく 実際に性別違和の当事者が居た場合や当事者かもしれない場合のアプローチの仕方やどのような行動をすれば良いのかを 机上での疑似体験講座みたいな方が今後は良いのかもしれないと 今回の講義で感じました
 
以前 行政向けの講義の時一部取り入れていた事も有り 学校で想定される児童生徒が性的少数者だったらと言うものをワークショップ形式で作成して行きたい
 
 
 
 
講義が終わり質疑回答や 感想を頂いた時
 

9月の打合せ時にも先生方々の悲痛を感じていて

今日の研修で更に他の先生方々からもリアルで感じた

 

高校生活で大切な府立高校の設備が 私の時代と殆ど変わっていないし

 

何より制服も私の学生時代のまま

何とかエレベーターは設置出来

多目的トイレが女子トイレの中ってアカンやん

 

学校側は 生徒の事を思って学校設備を改善をしたいと願っていても大阪府は予算を組んでくれない所か縮小 私自身も凄く痛みを感じて登壇をした

 

それよりも 大阪府立高校の先生々学校環境が物凄く劣悪

めげずに頑張っている先生に敬意を持った

 

大阪万博の予算が足らなくて色んな所がしわ寄せ

 

未来の日本を背負う子供たちの為に学校設備改善して欲しい願い

大阪府議会議員に嘆願しないといけない

 

来年何とか繋げたいと感じた 今年最後の人権研修依頼での講義でした

 

 

 

学校教育関係者 教職員や学生の方 性的少数者の人権研修のご依頼は

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