※あくまでも、私個人の感じた意見なので、全ての性別違和を持っている性同一性障害やLGBTQなどの性的少数者が当てはまる事ではない事をご了承ください。

 

2023年10月 出生時に生まれた身体の性別が違和感ある 性同一性障害当事者が提訴した 審判が10月21日が静岡家裁 10月25日が最高裁判所大法廷で行われた

 

10月21日の静岡家裁は 出生の時に割り当てられた性別の女性が 性別適合手術を受けずに戸籍上の性別を「男性」に変更を求めた申し立て審判

 

10月25日最高裁判所大法廷は 出生の時に割り当てられた性別の男性が 性別適合手術を受けずに戸籍上の性別を「女性」に変更を求めた審判

 

まず

 

10月21日 静岡地裁での申立て審判についての判断

 

戸籍上の性別を変更するには生殖能力をなくす手術を受ける必要があるとする法律の規定が憲法に違反するかが問われた申し立てで、静岡家庭裁判所浜松支部は、規定は憲法に違反して無効だとする判断を示し、手術を受けていなくても戸籍上の性別を変更することを認めました。

 

申立人は 出生時に割り当てられた戸籍上の性別は女性で、男性として社会生活を送るトランスジェンダー

 

裁判長は決定で、「生殖腺を取り除く手術は生殖機能の喪失という重大で不可逆的な結果をもたらすものだ。性別変更のために一律に手術を受けることを余儀なくされるのは、社会で混乱が発生するおそれの程度や医学的見地からみても、必要性や合理性を欠くという疑問を禁じ得ない」と指摘しました。 その上で、「特例法の施行から19年余りがたち、性の多様性を尊重する社会の実現に向けて国民の理解の増進が求められるなど、社会的な状況の変化が進んでいる」などとして、規定は憲法に違反して無効だとする判断を示し、手術を受けていなくても戸籍上の性別を女性から男性に変更することを認めました。

 

10月25日 最高裁判所大法廷での申立て審判についての判断

 

性同一性障害の人が戸籍の性別を変更するには、生殖機能をなくす手術が必要だとする法律の規定について、「違憲」とする判断  現行の性同一性障害特例法では、戸籍の性別を変えるためには「生殖腺や生殖機能がないこと」などの要件を満たすことが定められていて、事実上、手術が必要とされています。生殖機能をなくす手術が必要だとする規定について、「強度な身体的侵襲である生殖腺除去手術を受けるか、性別変更を断念するかという過酷な二者択一を迫るもの」だとして、今回、最高裁は”無効”としました。 「手術で性器の外観を整える」という条件の違憲性については「差し戻し」となり、引き続き審理されることになります。

 

 

==戸籍上の性別を変えるために==

 

2004年に施行された性同一性障害特例法に基づき、2人以上の医師から性同一性障害であると診断を受けた上で、5つの要件を満たす必要があります。 

1.18歳以上の成人であること 

2.その段階で結婚をしていないこと 

3.未成年の子がいないこと 

4.生殖機能がないこと 

5.変更後の性別の性器部分に似た外観があること 

 

 

 

【静岡家裁と最高裁大法廷での申立て審判での判断基準】

 

4.生殖機能がないこと 

5.変更後の性別の性器部分に似た外観があること

 

4.と5.を満たすためには手術が必要

 

しかし 

4. 生殖機能がないことを違憲

5. 変更後の性別の性器部分に似た外観があること については高裁が判断しておらず差し戻しに

 

との審判になった

 

 

裁判長は、生殖機能をなくす手術を求める要件について「憲法が保障する意思に反して体を傷つけられない自由を制約しており、手術を受けるか、戸籍上の性別変更を断念するかという過酷な二者択一を迫っている」として憲法に違反して無効だと判断した

 

 

 

ここから 

私個人の感じた意見なので、全ての性別違和を持っている性同一性障害やLGBTQなどの性的少数者が当てはまる事ではない事をご了承ください。

 

 

2023.10.25 関テレの夕方の報道番組 newsランナー

未手術当事者で1人の声として放送された映像写真を引用されて頂いています

(注意: 原告者ではありません)

 

上記の静岡家裁、最高裁大法廷の判断で 未手術である性同一性障害の当事者からすれば 恐怖と不安がいたたまれない気持ちになりました

 

 

理由

身体の構造によって 性別によるプライバシースペースを区切り線引きをされていたからです 

 

未手術の人は 出生時に割り当てられた一般の男女に波風立てずに 男女が区別していない共用スペース(多目的トイレ・温泉など銭湯)脱衣場を使用していました

使用出来ない場合は施設管理者と十分な話し合いをして 営業時間外や清掃時を利用し混乱が生じないように 当事者自身が見えない形で十分に気を遣い不快や恐怖を与えないように使用してきました

 

性別に違和感がある性同一性障害当事者は性別適合手術を受け戸籍上の性別を変更し 出生時の女性男性に不快や恐怖を与えないように十分気を遣い使用してきました

 

今まで 性別を苦しみ続けて来た当事者が 一般の男女に不快や恐怖を与えないように信用信頼を積み上げて来た社会的信用を破綻させる危険性が有る もし未手術の状態特に外観の形状を残したで性別変更が可能となる運用になれば 国民が大混乱 既に大混乱になっています

 

4年前性同一性障害当事者からの手術の無しで性別変更の申立ての時に国が将来に向けて対応を迫られる事も想定せず放置し 世界的にも認知され 国内においても認知され 多様な社会になった

 

しかし 現実は認知されたが 受入れまではまだまだ道半ば以下

当団体は多方面において人権研修で登壇しておりますが 来場者の質問が殆どが「どのように接して行けばよいのか?」「対応と対策は?」との声が非常に多く 「お手洗いはどちらで使用して貰ったら良いのか」など 性別違和を持っている当事者に対し 異常なぐらい気を遣われている  男とか女とか 年齢とか 人種とか関係なしにその人に対して「心遣い」「配慮」と言うのは当然 だけど特別扱いされている事は特殊な人と見られてけったいなややこしい人と見られています

 

環境設備においては 

「多目的トイレ」「温泉・銭湯」問題

 

「多目的トイレ」の絶対数が非常に少ないです トイレエリアに男女トイレが有り多目的トイレは1つのみ 数が足りません 多様な社会において 性別に違和感がある方だけではなく 本来は身障者の方の為のもので有り そして一人親の異性の子供を世話する為にも使用しています  トイレエリアで1つのみは非常に不足しています 多目的トイレの個数を増やす取組を願いたい

 

「温泉・銭湯」においては 東北地方などの温泉が豊富にある地域では 貸切温泉や家族風呂が整備されて苦労はしませんが しかし都市部において 絶対数が非常に少ないです 私の知る限り 大阪市において貸切温泉や家族風呂は2か所しかなかったと記憶しています

 

温泉銭湯は 公衆浴場法が制定されている地方自治体が殆どであり 7歳以上の混浴を禁ずる法律になっています 不特定な人が入浴する所において性別で区別をされています ただ、現状では見た目と身体構造で判断されている施設が殆どであります

 

上記の公衆浴場法もあり 一人親世帯(異性の子が居る場合)・家族で高齢や障がいを持っている方の異性での介助など 性別に違和感が有るかただけが 使用制限を被っていないのです

 

性別違和を持っている方だけではなく 現代において多様な家族構成になっています。 多様な社会の環境の調整と整備が全くされていない現状を早急に 整えて頂きたい

 

万が一 多様な社会の環境の調整と整備が全くされていないまま5号案件が違憲になった場合 今回以上に大大混乱が起こり 未手術当事者の生きづらさの増大 手術済で性別変更を終えている当事者にも影響を及ぼし めくられ暴かれる危険性が及んでいる

 

そして 戸籍の性別と身体的性別が異なると 何が起こるのか?

 

日本社会において古くからある戸籍制度が絶対で有り 海外と異なり尚且つ日本の風習や文化がある 温泉においては裸で入浴する風習がある

 

FTM(女性⇒男性)の場合 女性の象徴である胸の膨らみをなくし 男性ホルモンを行えば身体的見栄えも男性に近似し 男性器が無くてもビックリはするが混乱はしない 

MTF(男性⇒女性)の場合は女性ホルモンを行えば 胸の膨らみを持つ事と女性的な体系に近づけても男性器は外部に露出している為目立つ 

 

尚且つ 出生時の女性は立場上男性に比べて身の危険に遭いやすい事情も有り 男性よりも女性の方が 恐怖心が高まる その点を踏まえFTMさんが違憲で もしMTFさんが合憲であるのは不条理ではないかと

 

しかしFTMもMTFも違憲になり運用になれば 現行法的に矛盾が生じる 男性ホルモンを長期間暴露しているとはいえ生殖器が有る以上妊娠の可能性は0ではない 

男性が出産すると言う法律上あり得ない事態になる 相手のパートナーが異性の場合   性別変更した時 同性同士の婚姻になる 現状同性婚は認められていない 裸で入浴する温泉施設や脱衣する施設において 男性器が付いている女性と出生時の女性が混在し女性スペースが混乱する問題が生ずる

 

上記の事を踏まえても 男女区別していないスペース「多目的トイレ」「貸切温泉・家族風呂」の整備と調整が必要

 

 

 

 

 

 

 

 

社会的救済や調整と整備 法改正

 

手術を希望しているが基礎疾患・持病・高齢・経済的理由・社会的地位で性別適合手術(性転換手術)を受けたくても受けられない

その他  就労問題・学校・医療が混乱する

 

やむを得ない事情で手術を受けられない方の救済

戸籍と身体構造の性別が不一致ならば基準を定め 新たな法整備を整えていかないと行けない

 

 

手術を希望しているが手術を受けられない方の救済

 

ホルモン補充療法の健康保険適用

生活困窮者への国内で性別適合手術とホルモン療法混合医療による健康保険適用の整備

 

 

 

 

就労において

 

就労が益々就けられなく 手術済で戸籍上の性別変更を終え本来有るべき性別で埋もれている当事者があぶり出される危険性もはらんでいる そして企業も性別違和当事者を雇い入れない就労中の当事者が問題をおこし 裁判を提起するのではないかと 警戒し リスクを回避するために排除する事もありうる

 

公的書類(社会保険)の手続き時に マイナンバーカード提出による性別を強制的にカミングアウトになる 戸籍上の性別により 就労機会を失ったり就労中不都合が生じたり 生活上の性別と戸籍上の性別の不一致で社会が混乱する

 

 

 

 

 

 

 

医療福祉において

 

身体構造と戸籍の性別が不一致ならば医療行為や数値基準にも矛盾し 健康診断受診時性別の区別 入院時の相部屋の割り当てなどの問題も出てくる

 

介護においても同様 排泄介助入浴介助において 身体構造と戸籍の性別が不一致ならば 同性介助の原則などが出来なくなり 身体的構造によっては介助の仕方も変わる

 

海外旅行において

 

パスポートの性別の表記と身体的構造の相違で入出国での身体的拘束を受けた人が過去に存在し 常にリスクが有る

 

 

 

 

 

 

 

社会的大大混乱を避けるには 法律の制定と調整を国が早急に対応をして頂きたい

 

 

 

性犯罪の温床

性犯罪が 最大限の問題であります

 

不安と恐怖を越え危険性がはらんでいます

 

それは 生殖機能が有る限り 生物学的な本能が無意識に出た場合に性犯罪の加害性と被害性があるからです

 

性ホルモンでの抑制で 長期間投与暴露をしていても個人差が有ります

生物学的本能が出ないのも個人差が有り ましてや 未手術で外性器を残した女性の場合は加害者にならないとは言い切れないです

 

戸籍上の性別を変更しても 身体的構造を変えない限り 絶対に混ぜてはダメなのです

 

性ホルモンしているから安心はできません

女性として生活しているから安心は大禁物

 

全てのトランス一括りではありませんが

トランスジェンダーの危険性を知らない人に私自身から伝えている

 

残念ながら1部の人に犯罪に抵触する人が居ているからです

女性の皆さんに頭の片隅に置いて頂くように促進している

 

性犯罪者 どの属性も残念ながら一部分において居ている

男性女性属性 そしてトランスジェンダー属性にも居ている

 

出生が男性だけど今は女性だからと思い気持ちをゆるんだ隙を狙って 犯罪行為をする人が残念ながら一部分居ている 

 

 

心掛けて欲しい事

性犯罪は男性女性トランスジェンダーなど全ての属性に潜んでいる

 

人と関わる時

自分の身を守る行動を 

(死角に入らない単独で会わない密室空間にさせない 防犯カメラが有る場所での人との接触 護身術で守る 大人でも防犯ブザーの携帯など)

 

 

 

すべての人が幸せに生活するために

 

自分の 身の安全を確保したうえで

人との関わりの楽しみを持ち

男性女性と一緒にトランスジェンダーとともに共生社会を実現して欲しい願いであります

 

 

 

 

私からの強く伝えたい事

 

最後に

2023.10.25 関テレの夕方の報道番組 newsランナーで 未手術の当事者の声として放送された時 撮影場所が直射日光に当たり肌の粗や毛穴がハッキリと見える顔の映像で 

 

この記事の人、「女性として過ごしている」とか「見た目が女性なのにも関わらず、パスポートには『男性』『M』と書かれている」とか言っているけど、どこからどう見ても男性にしか見えないよ…

 

男性の「女性にしか見えない」も、女性の「男性にしか見えない」も、そんなに断定できないのでは。この記事の人は男性に見えるし、鈴木げん氏も動いて話しているところを見たら女性とわかる。→

 

 

戸籍がどうあれ、この人を女性として認識はできません。

 

>見た目が女性なのにも関わらず このサムネで見た目が女性…??見た目とは…?? これは美醜の差別でも中傷でもなく、「身体の性差による差別がある社会で身体性差を見分けることは被抑圧側にとって必要」だからだ 身体性差の見極めを「中傷」と曲解する奴こそ差別者だ

 

などの心無い某SNSやYahooニュースのコメントが記載され

サムネだけで判断し報道の中身の本質を読み解かず あたかも原告者のように仕立て上げ 吊るし上げて誹謗中傷する一部の人たちが 日本社会を生きづらく自ら仕立て上げているのではと感じた

 

 

当事者の悪印象を与えるために意図的に一部分切抜き 都合良く印象操作をして事実ではない嘘を流布し某SNSに拡散した行為に 非常に許しがたく憤りを感じている

あたかも映像人物を重ね合わせ パスポート表記トラブルを起こし
見た目が男=性犯罪者と仕立てる


温泉の問題視では
私は女湯に入らせろとは一切発言していない


報道発言の事実を捏造し湾曲させた事に強い怒りを感じている

未手術のまま女湯に入浴すると出生時の女性が混乱し 不安で恐怖を持つ危険性を報道番組で伝えた 私は女湯に入らせろとは一切発言していない


多くの性別違和を持っている当事者や未手術の方で
見た目が男でも不安や恐怖を与えないように気を遣っている人が多い 皆知らないだけ 当事者の生の声を直接面と向かい目と耳で確かめて欲しい

 

 

 

あのままの記事やYoutube動画を公開すると 事実を湾曲させ捻じ曲げる 一部の人たちがいる限り アナタ達の生きやすさから遠のき 幸福が永遠と得られないでしょう
 

 

多様性とは 自分の好き勝手我儘言いたい放題が出来るためではない

多様性は マナーやモラルを守り道徳観や倫理観を持ち 1人1人の違いを認め合いお互いに認め合う事です

 

 

性別違和を持っている当事者から 手術無しの性別変更の危険性を報道されるって貴重だったのに

関テレの夕方の報道番組 newsランナー記事やYoutube動画を心無い方々で削除をせざるを得なかったのは悲しくて 非常に残念で悔しい思いがいっぱいです

 

制作に携わった 関係方々 ディレクターさんありがとうございます

 

これを大反省し 今後の報道に活かして頂きたいです

私自身も大反省し TVメディアやWEB取材を通じ 活動者として顔出しが4年前に比べて別物である事を実感しました

 

もし また何かありましたら 取材を受けさせてください

その時は 十分にプライバシー対策を守り 多くの国民に届ける報道を協力させてください

 

今回はどうもありがとうございました