2021年2月8日 産経新聞夕刊にて 高校入学願書の性別欄削除とジェンダーレス制服についての記事が 大きくメディアから取り上げられ話題になっている

 

 

 

消える公立高願書の性別欄 男女の見た目統一に懸念も

産経新聞ネット記事にて

 

 

 

Yahooニュースネット記事にて

 

 

 

この記事に掲載している トランスジェンダー当事者意見の「山﨑あおい(50)」は私本人である

 

ただ 新聞記事 インターネット上で掲載している私の意見は断片的で端寄った掲載で誤解生じているのでこのブログで 取材時に答えた意見を綴りたい

 

 

①高校願書の性別欄が消えた事についての取材時に答えた意見

②ジェンダーレス制服が取入れられつつある事についての取材に答えた意見

 

 

 

この二点を詳しく紹介させていただきます

 

 

①高校願書の性別欄が消えた事についての取材時に答えた意見

 

性別欄を無くす事には大歓迎と答えたのは確かです

 

理由は 生徒が目に触れないように願書だけを性別欄をなくすと言う意味です

 

しかし 社会的において就学時 性別と言うものは切っても切れないものがあります

健康診断など身体の関わる事 学校行事(修学旅行など)で最低限分けざるを得ない部分では性別が必要になってくる

性別に違和感がある生徒を把握し個別対応する必要がある

 

願書の性別欄をなくしても 生徒の目に触れない中学校が作成する調査書に性別欄があり 学校関係者は確認できる

調査書には性別違和の事も記載され どのように中学校生活を送り どのように対応対処されたのかを記載されている

 

生徒が記入する願書には性別欄が無くても 問題はないのです

 

生徒が目にする願書の性別欄を無くし不快な気持ちになり現実を突きつけられる事を軽減するのは有難いと記者に伝えた

 

性別欄があるだけで 男に〇をしたらよいのか?女に〇をしたらよいのか? 無回答欄があったとしても〇をつけるのがためらう

心の性別を書くと先生に注意される 公的書類だから戸籍上の性別を書く事が精神的に不安定になる

いっそうの事性別欄が無ければ嫌な気持ちにならないと思い

 

願書の性別欄削除を歓迎した

 

 

 

朝日新聞には、私の意見に類似する事を掲載されている

「(ThinkGender)入学願書、性別欄の廃止進む 公立高、19年2府県→今年41道府県」

 

 

 

②ジェンダーレス制服が取入れられつつある事についての取材に答えた意見

 

ジェンダーレス制服については反対と答えました

 

理由は 男女と言う二択が一択になり 男女にとらわれない制服になる事は多様性の逆行になり性の統一化に繋がりかねないからです

男女にとらわれないと言う意味が履き違っており 男はこうあるべき女はこうあるべきなど 男はズボン女はスカートと言うジェンダーバイアスやジェンダーロールなどを無くし「多様性」を尊重する事が必要

 

性的に違和感ない女性でもパンツスタイルが好きな人も居れば、スカートが好きな人も居てる

性的に違和感がある身体的男性(女性)でもパンツスタイルが好きな人も居れば、スカートが好きな人も居てる

 

要するに

 

性別で区別する制服の形状やデザインで苦痛を生じている

男性だから女性だからトランスジェンダーだからとかで形状やデザインを固定してしまってはダメ

 

性別に違和感があるトランスジェンダーも 一般の男女と同じく 可愛い服や落ち着いた服カッコいい服を着たい気持ちは同じ

 

色んなデザインで形状で 楽しい学校生活を送りたい

 

選択制のないジェンダーレス制服には反対をした

 

 

 

 

~最後に~

 

今すぐにトランスジェンダーの学校環境は改善する事は非常に厳しい

 

性別に違和感がある生徒に関して、健康診断、学校行事(修学旅行など) トイレ 更衣など最低限 性別を区別しなくてはいけないスペースについての課題は山積みで 学校生活上団体行動をとらざるを得ない事が多い部分において無駄な区別を出来るだけなくすように当事者と非当事者先生生徒保護者全員で妥協点を模索をして頂きたい

 

児童生徒が成長過程に影響する幼児教育から環境を整えて行き、 子どもたち同士の環境 大人たち同士 正しい知識の習得が子ども達の生きやすさに繋がるのではないかと考えている