2018/11/17  性同一性障害当事者である私自身の『生の声』の講演会の質疑を分けて回答をさせて頂きます。

 

※あくまでも、回答は私個人の感じた回答なので、全ての性別違和を持っている性同一性障害やLGBTが当てはまる事ではない事をご了承ください。

 

 

Q1.

学生の頃のいじめを日々どのような気持ちで乗り切ってましたか?

中学時代は女の子の友達、高校時代は好きなものが一緒の友達が居たとありましたが、その友達に自信の違和感や悩みを打ち明けようとは思ってませんでしたか?

初めてカミングアウトした人には、どうしてカミングアウトしようと思えたのですか?

うつになるまで、うつになってからもつらい事からどのようにして越えましたか?

ホルモン療法の過程など知りたいです

 

 

A1.

学生の頃のイジメはなるべくクラスメイトと交流しない接点を持たない時間を作ってました。

なので1人ぼっちが当たり前になり、今それが活かされています。

学生の時のクラスメイトで女子友も絶対に自分の性的な違和感を打ち明けれませんでしたし、男子なんてもってのほかです。カミングアウトする事は更にイジメが加速してしまうし、迷惑を掛けてはいけないって当時は思ってました。

カミングアウトを初めて出来た女性は、私の心の奥底までちっちりと向き合い否定もせず私の人間性を見ている事を伝わったから・・・

うつになるまでは女性的な気持ちがおかしいと思い男性の環境に置いてもその部分は変わらず違う部分で気持ちを保つようにしていました。うつになってからは、自分自身を見つめ直し、ニュートラルな気持ちで自分とは?って考えれるようになり、自分の感じた気持ちを正直になってからうつが少しずつ克服出来ました。

ホルモン療法については Youtubeにて紹介していますのでご覧ください。

 

 

 

Q2.

本日はありがとうございました。

社内で なんとなくの見た目やうわさでLGBTの方なのかな・・・? と思った時、変に気を遣ってしまいたくないのですが、事実がわからないので 結局 ふれられず・・・ 本人に聞いて良いのか? (先方が話してくれるまでまつか?) 本人に聞いてよいのか? どのように話のキッカケを作ればよいのか? もしくは 何も聞かずに すごすべきなのか・・・ わかってしまえば良いのですが わかるまでのすごし方がむずかしいです。

 

キッカケ作りの方法があれば 教えて頂きたいです。 もし聞いて ちがってたらと思うと 勇気だせません

 

 

 

A2.

私の今の職場では、LGBTなのかな?と思う感じる方が1人も居てません。 私の事を1人の人間として接しているからです。 男性であろうが女性であろうが見た目がどうであろうが、その人の事はわかりません。  なので、性別を気にする事は無意識にその人に対して差別をしてしまっています。 別に聞く聞かなくても業務に何か支障きたしますか? 但しトイレなどは当事者にとって支障きたしますが・・・ なので、自然とその人と接し、何気ない話をして行くにつれて、その人の見えない部分が見えて来るかもしれません。しかし、それを追及するのではなく受入れる。その事で当事者が自然と要られるのです。 変に探ったり、そして変に配慮などすると物凄く心地悪い感じになる人も居てます、性的な違和感の感じ方は1人1人バラバラですので、その人の合った空気感で接して上げて下さい。

 

 

 

 

 

Q3.

お住まいは大阪市内ですか? 住んでいた所で、ジロジロと見られる頻度が違う事はありますか?
インターネットで知り合った女性とは、どのような人ですか?
異性装者はトランスジェンダーの枠組みの中に入るのですか?
LGBT(SOGI)という書き方より、「SOGIの概念をLGBTにあてはめる」といった書き方はより適切では?
トランス中の人は何故ジロジロ見られるのでしょうか?

 

 

A3.

大阪市内です。 住んでいる所はジロジロと見られませんし、家主は一般の方と同じく普通に接しています。但し、私は夜の仕事をしていると勘違いはされています。 インターネットで知り合った女性は質疑回答①に記載した通りです。 異性装者はトランスジェンダーの枠組みに私の資料ではあえて入れていますが、自分自身感じている性別は身体と同じで、異性のファッションやおしゃれを楽しむ性的嗜好であります。ななので性別違和の方は性的自認は身体と感じている性別が一致して居ないのですので、心としては別物であります。

時間の関係上LGBTの表にSOGIを入れ込んでしまってるのでそのように思われたのかもしれません、時間があれば、下記の表を紹介しています。

男性は男性の容姿で男性の服装 女性は女性の容姿で女性の服装と刷り込まれトランス中の方がジロジロ見られるのです。

 

 

 

 

 

 

 

 

Q4.

私はまだ、認定をうけていませんが 女性として生活をしています。

公共の場で一番困るのはトイレや旅行に行ったときのお風呂です、今後は皆さんの悩みや経験を参考にして気を付ける事や取り入れたい事を学ばせてもらいたいです。

 

 

A4.

客観的に 見た目は女性ホルモンのお蔭で女性的にはなっていますので、トイレについては施設の状況に合わし使用していますが、お風呂などの温泉施設は完全に女性の体にはなって居ないのでまだ、下半身が男性のままなので、女湯に入りたいけど入れません。 やむを得ず温泉やお風呂に行く場合、ホテルのユニットバスのお風呂を使うか、時間制の貸切風呂を利用しています。 ただ、時間に制約が有るためじっくりのんびりと入れないストレスになるので温泉旅行は行かないようにしていますが、部屋に温泉が有る部屋を借りると、これも高額になる為断念をしています。

 

 

 

 

15枚アンケート中 8枚回答

 

残りのアンケートは順次回答させて頂きます。

質疑回答は4つブログに分けて回答させて頂きます   

 

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