酷暑の中、気温37度の中住吉区内の中学校へ出向き教職員向けのLGBT人権研修が終了しました。

 

実は、今回は2回目  前回は  性別違和のある生徒さんの入学してくるという事で急遽当事者の対応対策の具体的なリアルなお話を中心にし、性的少数者の基礎知識や専門用語解説を全くしておりませんでしたので、それはそれで誤解を生む可能性もある恐れが感じたので再度8月にその部分を含めた研修をさせて頂きました。

 

 

ただ、学校のLGBT研修だけでは、意味がないと感じ、 私が行っている講演会で自分の生い立ちを生々しく紹介している内容の簡略版を織り交ぜ、性的違和感の有る生徒の人生(私の人生ですが)をどのように送って行くのかを知って頂く事で、その生徒さんの学校生活の人生の一部として、より良い方向に向かえればと思いを込めました。

 

 

 

 

 

 

3月のLGBT研修ではある程度人数が集まっていましたが、今回少なく寂しい講演になってしまいました。 夏休みで先生方も色んな行事であくせくされている現状で、大阪市の学校って先生の仕事量が半端ないのが、講師として伺う中痛感しています。

 

1人1人の先生の仕事量を減らさないと体が持たないと思う。 大阪市のお偉いさん マジで考えて頂きたいですわ。

 

 

今回の人権研修の中で 教職員方が知識を身に付けるのは勿論ですが、生徒さんにも、LGBT当事者と直接講話や交流出来る時間を作って頂きたいと嘆願してきました。

みんなと同じように生活し暮らしている。 身近に居てる一般の男女と同じ存在だと直接感じて貰えれば、今の現状より少しは良くなるのでは?って感じています。

 

要するに、廻りに居てないと感じ、性的少数者は奇妙な異質な気持ち悪い存在だと思われている。 それを、廻りにウジャウジャいている存在が当たり前になれば、感じ方も変わるのではと思う。

 

行きなりは 出来ませんが

 

 

将来的にそのような事をして頂けたらと願っています。