このはな福祉ラウンドテーブルの主催者が紹介されたFacebookの記事を転載させて頂きました。

 

 

1月24日(水)のこのはな福祉ラウンドテーブルは、この冬一番の寒さにも関わらず33名の参加者で開催されました。その中には、此花区の人権擁護委員の方9名の参加と区役所の方も参加頂きました。
20回目のラウンドテーブルだったのですが、過去最高の参加者を記録しました。
参加頂いた方々、誠にありがとうございました。

 

今回は、LGBT、性的マイノリティーをテーマに当事者でもあり、そういう方々を支援されている山﨑あおいさんをゲストスピーカーに、私たちがつい思い込んでいるLGBTについての間違った知識についての話や、山﨑さん自身のお話を聴くことができた貴重な時間でした。
 

 

 

 

 

山﨑さんとも話していたのですが、当事者が語るのと、学者や有識者が語るのでは、同じことについて話しても違うなということでした。これは、どちらがいい、悪いの問題でなくて、どうしても学識者の人の話は、どこか客観的で生活が感じられない部分があるのは事実だと思います。どうしても一般論的で、法律側になったり、倫理の問題になったりする。それはもちろん大事だけど、そういうのは今はネットとかでもだいぶに補完できる環境になったので、どうしても内容が専門性が先鋭してしまう。

 

でも当事者の話は、その人のリアルがあるから、私たちはその中に引き込まれるのかもしれません。電車の中での視線だったり、就職の差別だったり、家族との関係というのは、山﨑さんの口からしか語れないものだろうし、本人に直接会っての空気感だったり、声のトーンだったり、表情とかはパソコンの画面では掴みづらい。もしかすると、自分の生活の場面や、過去にそういう人に会っていたかも(知り合いがいる)、という置き換えが会うことで容易になる。それもあるのか、ほとんどの皆さんが熱心に聞き入っていました。 

 

 

 

残念ながら人数の都合もあってみなさんに発言して頂く時間がなかったのですが、
また、このような機会が持つことができればいいなと考えています。

 

そして、山﨑さんのお話を聞かれた方は、それがLGBTの全てではないと胸に止めてください。
山﨑さんもおっしゃってましたが、一人一人違うので、安易な一般論化やレッテル付は、
たとえそれがLGBTの理解者だとしても、それはしないほうがいいかも。

 

これをきっかけに、本を読んだり、ほかの当事者の話を聞いたり、もちろん山﨑さんの講演会に参加したりと、多様なアプローチで、少しずつ受け入れていけばいいと思います。�という私も、知らないこと、誤解している事を今回、見つけることができましたし、これからも「知らないから起こる誤解」を少しずつ少なくしていければと思います。

 

 

 

次回は、2月28日(水)。
拡大版は区民ホールで、3月3日(土)。
ぜひ、ご参加ください。

写真は、ラウンドテーブルの風景と終了後の山﨑さんの活動支援グッツ販売の様子。
ラウンドテーブル終了後も、熱心に意見交換が行われていました。�