15枚目の絵のオーダーをくれた
のは…龍好きなお嬢さん。
 
「希望をゆーたらそんな感じで
描いてくれるんか?んぁ?」
 
言葉と態度はさておきとして
とても純粋な心根の優しい子。
 
自分に厳しく、人には優しく
常に強く在りたいと願う…
実は繊細なハートの持主。
 
だからこそ、神仏や龍さんが
好きなのかも知れない。
 
そんな彼女が言った希望は…
 
「虹色に輝くイカツめの
龍さんが宇宙を飛ぶ感じ」
 
但し、あんまり予算はないから
無茶な金額は言わないで~
((((;゜Д゜)))(ガクプル)
 
 
 
 
という訳で…
希望の金額に合わせた絵のサイズと
虹は大変なのでせめて、青から紫の
グラデーションな龍さんで、宇宙も
以前描いて大変だったので、星空を
舞う龍さんにして~(>_<)と逆提案を
し、了承を頂いたので早速、製作に
取り掛かった。
 
 
 
まずは、鉛筆でラフを描いてみる。
 
 

 
全体的なイメージはこんな感じ。
 
 
ちょこっと鱗を修正してみる。
 
 
これを実際の仕上がりサイズの画用紙に
鉛筆で描いてみる。
 
 
 
 
 
その上から耐水ペンで描いたのが
こんな感じ。
 
 
 
 
 
 
という訳で、次回、実際に龍さんに
色を乗せてみたのであるのだが
 
背景を描き始めると…
その絵の中に「不思議なも」のが
浮かび上がったのだった。
 
その不思議なものとは?
 
なななんと?絵の依頼者とご縁が
深いものだった。
 
果たしてそれは?何なのか?
 
 
 
次回、後編につづく